• 石野卓球と苗場の夜


    今年のフジロックに電気グルーヴがでる予定だったのだけど、残念ながら出演はキャンセルになってしまった。しかし、石野卓球が単独でフジにでることになった。このことに関してはSMASH日高社長のコメントがあるのでぜひ読んでいただきたい。

    薬物使用に関しては許される事では無いが、彼らの作品を販売中止にするのはおかしいじゃないか。

    販売中止にするなら、過去、薬物使用して逮捕されたアーティストの作品も何故、同じく販売中止にしない。ほとぼりが冷めたから良いって事なのかい。

    それだったら、薬物使用などが原因でアーティストが亡くなった時には、追悼と称して過去の作品を改めて聴こうというようなキャンペーンなどを行なっているのはおかしいだろう。

    改めて考え直して欲しいと思う。

    今年のフジロックでは電気グルーヴの出演はキャンセルになったけど、今後も彼らとの関係は変わらないから、問題が解決したら仕事をしたいと思っている。

    友達なんだし、素晴らしいアーティストなんだから、そう思うことは当たり前だろう。

    ※電気グルーヴの作品が販売中止となったことを受け、これの撤回を求めてオンラインでの署名が続々と集まっています。詳しくはこちらをご覧ください。

     

    「今後も彼らとの関係は変わらない」─ ではどんな関係があったのかと調べてみると、電気グルーヴはまず、初年度のフジロックに出演。2000年の苗場2年目にも登場、そして2005年から今年に至るまで石野卓球は電気グルーヴかDJのどちらかでフジロックに連続出演しているのだった。名義は違うものの、合計で17回、15年連続でフジに出演している。

    出演ステージはグリーンステージ、ホワイトステージ、レッドマーキー、オレンジコートに登場している。フィールド・オブ・ヘヴン以外の主要ステージは制覇である。後述するけど、深夜のレッドマーキー各曜日や金曜日のオールナイトフジ、深夜のGAN-BANスクエアでもよくDJをやっているし(例えば2012年)、深夜枠でもここまで出演している人はいないのではないか。

    というわけで、フジロックの速報サイトであるフジロックエクスプレスの記事で電気グルーヴ&石野卓球の歩みを振り返ってみる。

    1997年

    シングル「Shangri-La」「ポケット カウボーイ」
    アルバム『A』

    7月26日(土)2nd stage 開催場所 富士天神山スキー場

    伝説の嵐の天神山に登場。富士山麓でおこなわれた唯一のフジロックだった。そこへ富士山の着ぐるみを着た瀧が現れて「富士山」を演奏したことは語り継がれている。

    1999年

    シングル「FLASHBACK DISCO」「Nothing’s Gonna Change」

    2000年

    アルバム『VOXXX』

    7月30日(日)WHITE STAGE

    苗場に移ってからは初出演。当時のレポートはなかったけど動画が残っていた

    2005年

    アルバム『電気グルーヴとかスチャダラパー』

    7月29日(金)オールナイト・フジ 卓球

    見所はたくさんだったけど、一番盛り上がったのは、VITALICの”My Friend Dario”とNirvanaの”Smells Like Teen Spirit”なのではないかなあ。”My Friend Dario”はかかりはじめたとたんに奇声を上げる人が続出

    当時のレポートより

    2006年

    7月29日(土)GREEN STAGE

    このときのステージは『Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06』としてDVD化された。レッド・ホット・チリペッパーズの前にグリーンステージに登場した彼らは、ストレートにヒットメドレーを演奏し、ヘッドライナー目当ての人たちも巻き込んで盛り上がったのだった。

    数万人の大合唱がグリーンステージ全体を包む。
    それはいつしか”フジサン→フジロック”へと自然に変わっていく感動。さらなる大合唱。なんだか、フジロックだから電気グルーヴがいるんだって思えて、幸せ

    当時のレポートより

    2007年

    シングル「少年ヤング」

    7月28日(土)HMV TRIBAL CIRCUS 卓球

    Photo by terumi

    Photo by terumi

    当時のレポート

    2008年

    シングル「モノノケダンス」
    アルバム『J-POP』『YELLOW』

    7月25日(金)オールナイトフジ

    Photo by Hiroki Nishimuraaaaa

    Photo by Hiroki Nishimuraaaaa

    モノノケダンスの終わり際、「もう1回いきますよー!」と声をかけた卓球に「はーい!」と元気にお返事したみんなの笑顔は忘れられないよ。

    当時のレポートより

    2009年

    シングル「The Words」「Upside Down」
    アルバム『20』

    7月26日(日)SUNDAY SESSION 卓球

    Photo by Koji Chikazawa

    Photo by Koji Chikazawa

    当時のレポート

    2010年

    7月30日(金)オールナイトフジ 卓球

    当時のレポート

    2011年

    7月30日(土) TRIBAL CIRCUS 卓球

    Photo by 中島たくみ

    Photo by 中島たくみ

    当時のレポート

    2012年

    シングル「SHAMEFUL」

    7月28日(土)TRIBAL CIRCUS

    Photo by 府川展也

    Photo by 府川展也

    卓球と瀧がふたり並び、肩を組みクルクルと周りながらの”電気ビリビリ”はこれまでのレッドマーキーで一番たくさんの笑顔がかがやいた瞬間だったのではないか。とにかく楽しそうに踊りまくるオーディエンスは「電気を大切に!」の呼びかけに答えながらごった煮状態になっていく。

    当時のレポートより

    2013年

    シングル「Missing Beatz」
    アルバム『人間と動物』

    7月28日(日)SUNDAY SESSION 卓球

    Photo by 府川展也

    Photo by 府川展也

    石野卓球がすごいのは、最後の最後に2013年のダンスミュージックのアンセムをしっかりと鳴らしたこと。ダフト・パンクの“Get Lucky”という、ベタで、王道で、今年のお決まりになっているこの曲を、今年のフジロックで鳴った最後の曲にした功績はとてつもなく大きい。

    当時のレポートより

    2014年

    7月25日(金)GREEN STAGE

    このときのステージは『DENKI GROOVE THE MOVIE? -石野卓球とピエール瀧-』というドキュメンタリー映画の冒頭など重要なシーンに映像が使われたうえにSMASH日高社長のインタビューも収められている。映画ではこのときのステージが電気グルーヴの集大成であるという位置づけだった。

    「お待たせしました?!」という卓球の合図から、“富士山”のイントロが始まる。瀧が富士山衣装でステージ中央に立ち、「2006年から8年!まだやっておりま?す!!」と叫び、“富士山”が始まった。「富士山!富士山!」とおなじみの大合唱が始まり、途中で「フジロック!フジロック!」に変わっていく。「富士山」の大合唱を何回叫んだのかわからないくらい続けた後、文字通り完全燃焼でライヴは幕を閉じた。

    当時のレポートより

    2015年

    シングル「Fallin’ Down」

    7月26日(日)SUNDAY SESSION 卓球

    Photo by 佐俣美幸

    Photo by 佐俣美幸

    当時のレポートより

    2016年

    7月24日(日)GREEN STAGE

    Photo by サイトウマサヒロ

    Photo by サイトウマサヒロ

    スペシャルゲストとして、日曜日のヘッドライナーの後、クロージングとして出演。

    アンコールに戻ってきた卓球は「フジロックには特別な思いがあるので、出させてもらって嬉しいです。明日死ねまーす」と話し、笑いをとっていた。

    当時のレポートより

    2017年

    アルバム『TROPICAL LOVE』

    7月29日(土)TRIBAL CIRCUS 卓球 瀧登場

    Photo by MASAHIRO SAITO

    Photo by MASAHIRO SAITO

    当時のレポート

    2018年

    シングル「MAN HUMAN」

    7月27日(金)PLANET GROOVE 卓球

    Photo by 粂井 健太

    Photo by 粂井 健太

    レッドマーキーの深夜は金曜日「PLANET GROOVE」、土曜日「TRIBAL CIRCUS」、日曜日「SUNDAY SESSION」とタイトルがついているけど、この3つとも出演を果たしたことになる。

    当時のレポート

    2019年

    アルバム『30』

    Text by イケダノブユキ

    この記事に関するFacebookコメント

FUJIROCK EXPRESS ’19

FUJIROCK EXPRESS '19

FUJIROCK EXPRESS INSTAGRAM

FUJIROCK EXPRESS INSTAGRAM

FUJIROCK EXPRESS LIVEREPORT ARCHIVE アプリをリリースしました!

FUJIROCK EXPRESS LIVEREPORT ARCHIVE アプリをリリースしました
PAGE TOP