朝霧JAM、そこは音楽とキャンプを愛犬と楽しむ唯一無二の場所
- 2025/09/14 ● COLUMN
9月も中旬にさしかかる頃ですが、皆様いかがお過ごしですか?私が住む札幌は道端にたくさんのススキが見られるようになり、夜には鈴虫の音色も聴こえるようになりました。全国ニュースによると、まだまだ暑い都市も多いみたいですね。熱中症には十分にご注意ください。
さて、秋といえば『朝霧JAM’25』を楽しみにしているフジロッカーも多いことでしょう。先日、最終ラインナップ&タイムテーブルが公開。最後のひと枠として柴田聡子(BAND SET)の出演も決定しました。まだ確認していないという方は、オフィシャルサイトを要チェック!
ところで、朝霧JAMはワンちゃんと一緒に楽しめることをご存じですか?フジでお馴染みの『どん吉パーク』だけではなく、キャンプ&ライブエリアにも立ち入ることができるんですよ。国内の主要フェスでは珍しい光景ですよね。本記事では、ワンちゃんと朝霧を楽しむための秘訣を3つご紹介いたします。はじめての方はもちろん、ベテラン勢もぜひ参考にしてくださいね。
1. 小型犬から大型犬まで。体格、犬種…なにそれ??
昨年、朝霧の会場を歩いていて最も印象的だったこと。それは、ラブラドールレトリバーがルンルンで散歩していたことです。レトリバーは私が過去に飼っていた経験からも、感情が表にでやすい犬種だと思っています。はじけるスマイルでこっちを見てくれたラブちゃん。私もハッピーな気持ちでいっぱいになりました。「犬を連れていいといっても小型犬や中形犬が多いのかな?」と、参加を躊躇している大型犬ラバーの皆さん、心配無用です。柴犬、ビーグル、シベリアンハスキー、ダルメシアン、ピットブルまで(!)多種多様な犬たちが場内を駆けまわっています。
一点、これだけは気をつけて!リードは離さないようにしましょう。人が多く行き交う場でもあるので、ノーリードは絶対NGです。広い会場をロングリードで遊ばせてあげたい気持ちもわかるのですが、こちらも事故防止のためオススメできません。その代わり『どん吉パーク』にはドッグランが併設されています。犬から目を離さないようにしつつ、自由に走らせてあげてくださいね。
また、場内の夜は真っ暗です。夜間発光タイプの首輪やリードをつけてあげると、なお安心。昨年もレインボー首輪を着用するワンちゃんが多く見受けられました。最近はスタンダードタイプからオシャレに光るものまで幅広く売られているので、飼い主さんが我が子にいちばん似合うと思うアイテムをみつけてあげてくださいね!
2. ミニチュアピンシャー、ウィペット、グレーハウンドなど細い足を持つワンちゃん
場内は、斜面に岩がゴロゴロした場所や急勾配の上り坂もいくつかあります。ここで心配なのが、長く美しい脚をもった犬種の骨折・脱臼です。危険な場所では目をかけてあげてください。抱っこしてあげるのも一つの手かもしれません。ちなみに、ペットショップでは犬用ソックスの取り扱いも増えています。中には滑り止めや防水機能を備えたアイテムもあるので、インターネットで検索してみるのもいいかも。
3. 朝霧の夜は寒い!愛犬が体調を崩さないために必要なもの
断言します。朝霧の夜は震えるほど寒いです。それはワンちゃんにとっても同じこと。人間と犬は体温が元々違いますが(犬の方が高い)、イタリアングレーハウンドなどの短毛犬種はとくに寒さに弱いこともあり、子犬やシニア犬ともなると成犬に比べて体温調節がうまくできません。場合によっては低体温症、胃腸障害を引き起こすこともあるそうです。ドッグウェアは1着でも持参した方が安心です。ドッグウェアは昔に比べて本当に多くなりましたね〜。私の幼少期は今よりも大型犬向けの衣服が少なかった記憶があります。今はペットショップに行くたびに新商品が増えていてビックリします。レインコートはもちろん、裏ボア生地やダウン、パーカーにスウェットタイプまで売られているので心強いですね。加えて、犬用のホットカーペットも用意してあげれば、安心してくつろげることでしょう。北欧ブランド「moz」からはコードレスタイプの充電式湯たんぽも売られているそう。噛む心配がなく、持ち運び便利なのも嬉しいところです。
犬と音楽を楽しむ稀有なひととき。ライブエリアで一緒に踊るもよし、ドッグランでゲームに挑戦するもよし。愛犬との朝霧ライフ、めいいっぱい楽しんじゃおう!!
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フェスティバル注意事項:https://asagirijam.jp/attention/
オフィシャルサイト:https://asagirijam.jp/
Text by YAMAZAKI YUIKA
Photo by fujirockers org