フジロックフェスティバル公式ファンサイト fujirockers.org » 取材・レポート https://fujirockers.org/12 Wed, 14 Aug 2013 01:13:58 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.3.1 親子で楽しむ朝霧ジャム https://fujirockers.org/12/?p=4115 https://fujirockers.org/12/?p=4115#comments Sun, 30 Dec 2012 11:45:53 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=4115 続きを読む ]]> 年の瀬も押し迫ってまいりました。フジロッカーズのみなさんは、いかがお過ごしですか?お正月だからと実家に帰省している人も多いと思いますが、家族でフェスで楽しむ風景も最近ではすっかり定番になっていますよね。今年最後のorg更新は、朝霧ジャムを楽しむ親子連れの姿をお届けいたします。
楽しかった今年のフェスを思い出しながら、いざ来年の準備、準備!

■親子連れ朝霧JAMS No.1 なつめさん一家
どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
フジロック、頂、GREEN ROOM
おこさまの年齢は?
上の子が5歳、下の子が1歳
朝霧ジャムは何回目ですか?
はじめてです

 

子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
フジロックでは完全にホテル暮らしなので…。それはそれでいいけど、子連れでキャンプしてみたかったんです、朝霧で。いざ連れて来てみたら、1歳の下の子もなんだか楽しそうでびっくりしました。全体的にフジロックみたいにたくさん歩いたりしないから、気軽にあっちこっち行ったりが楽しめるし、やっぱり音聞きながらテントで寝られるのが魅力です。
子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
体調管理と荷造りです。キャンプなので万全にしていかないと不安がいっぱいで…。荷物はたくさんあった方が安心だけど、多いと運べないのでバランスが難しいですよね。実際来てみると、意外に必要なかったものが多かったです。来年の教訓になったことがたくさんありました〜。
ーー
朝霧期間中に下の子のお誕生日を迎えたというなつめさん一家。「来年は友達家族とかも誘ってたくさんでこれたらいいな」とのことでした。

■親子連れ朝霧JAMS No.2 なちさん一家
どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
HESO ROCK、Natural High!、京浜ロック、フジロック
おこさまの年齢は?
上の子が4歳、下の子が8ヶ月
朝霧ジャムは何回目ですか?
はじめてです

子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
ここみたいな場所(注:キッズランドです)で自由に遊ばせられること。こんな風に無造作に丸太転がってて、好きに遊べるところとかないですよ〜。
子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
うーん、観たかったライブが観れなかったことくらいですね…。
ーー
木のブロックでお城を作ったり、芝生をごろごろ転がったり。楽しそうに遊んでいる様子が印象的でした。

■親子連れ朝霧JAMS No.3 かわむらさん一家
どこから来ましたか?
愛知
他に行ったことがあるフェスは?
朝霧JAM
おこさまの年齢は?
上の子が5歳、下の子が3歳
朝霧ジャムは何回目ですか?
上の子は2回目、下の子ははじめてです

 


子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
子どもの方が、こういう場所で自由に自然の中で楽しんでいる気がします。ライブ以外のアクティビティは子どもと一緒の方が楽しめるんじゃないかなあ。

子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
今年はそれほどでもないけど、トイレ並ぶのはやっぱり大変です。一家で移動するとなると人数も多いので、荷物がめちゃめちゃ多くなってしまうのも、大変といえば大変かな。
ーー
フジロックも行くというフェス好きな奥さまとアウトドア寄りの旦那さまのご夫婦。たまにみんなでタープ持って外でごはん食べたりもしているそうです。また朝霧でお会いしましょうね〜。

■親子連れ朝霧JAMS No.4 うちやまさん一家
どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
Natural High!
おこさまの年齢は?
上の子が4歳、下の子が11ヶ月
朝霧ジャムは何回目ですか?
はじめてです

 

子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
キッズランドなどで遊ばせてあげられるのがいいですね。前に来たときは夫婦二人で3人用テントを使ったんですが、今回同じテントに4人で寝たからギューギューで…。普段はそんな狭い空間でくっつくこともないし、楽しい経験でした。
子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
下の子がまだ小さいし、上の子がトイレに行くって言ったらどっちかが待っているか全員で行くしかないことぐらいでしょうか。以前来た時よりもシャトルバスもスムーズで、それほど不便には感じませんでした。
ーー
休みが合えば来年も来たいとおっしゃっていた、うちやまさんご一家。全員集合で写真を撮らせていただきました。

■親子連れ朝霧JAMS No.5 スギヤントミーチーム
どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
はじめてです
おこさまの年齢は?
4歳
朝霧ジャムは何回目ですか?
はじめてです

子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
フェス自体が始めてなので…人が多くてびっくりしましたが、全てが楽しいです。今回は自炊に走ろうとたくさん食材を持って来たのですが、こんなに飲食が充実しているのならもっと場内で食事を楽しめばよかったです〜。
子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
特には感じないのですが、強いて言うといろいろ並ぶ必要があるところでしょうか。場内の駐車場の路面が酷くて、カートを引けなかったのがちょっとだけ困りました。
ーー
お友達+お子さま+ワンコ連れという超豪華メンバーで初参加したというスギヤントミーチームのみなさん。写真の中にもいる愛犬エルビス君の写真集も出ているそうです。詳しくはコチラ

■親子連れ朝霧JAMS No.6 ささやさんチーム
どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
朝霧JAM、METAMORPHOSE、TAICOCLUB等…はじめての人もいます
おこさまの年齢は?
2歳

 

子どもを連れて来て、良かったことは何ですか?
朝霧経験者もいるし、FACEBOOKやサイトでイメージを掴んでいたので…。大体思った通りでした。朝霧は余裕があって、みんなで楽しめるところが素敵です。
子どもを連れて来て、難しかったことは何ですか?
トイレも十分だし、特に不自由は感じないです。キッズランドにまだ行ってないので、行けたらなあと思っています。
ーー
たくさんのお友達と集まっていた、ささやさんチーム。実はもう一人のお子様がママのお腹から参加していたのですが、先日無事生まれて来たそうです。次はきょうだいで遊びに来てださいね!

いろいろなご家族にお話をうかがいましたが、今回はお天気に恵まれたこともあってか、余裕を持って楽しもうという様子を強く感じました。スペース的にもスケジュール的にもギュウギュウになりがちなフジロックとは違って、ゆったり楽しめるのが朝霧ジャムのよさですよね。

親子連れに限らず、いろんな参加の形があるのがフェスですよ!…ということで、少しだけ番外編です。

■親子連れ朝霧JAMS番外編 No.1 KKさん・MKさん

どこから来ましたか?
東京
他に行ったことがあるフェスは?
朝霧JAM、SUMMER SONIC
ーー
朝霧ジャムに5回も来ているというKKさんとMKさん。愛犬ジャック君も3回も参加しているとのことです。ワンコ連れのフェス、犬好きなら一度経験したいですよね。

■親子連れ朝霧JAMS番外編 No.2 The JAMのみなさん
どこから来ましたか?
名古屋
他に行ったことがあるフェスは?
朝霧JAMは2回目、フジロックには4回行っている人がいます!
ーー
4時に起きで来たというThe JAMのみなさん。The JAMとは、彼らがオーガナイズしているイベントの名前だそうです。おそろいのTシャツ、一度は経験したいですよね。

取材にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
また来年も、楽しく充実したフジロッカーズライフを送りましょう。

Photos:Julen Esteban-Pretel(TOP写真のみ)
写真・文:minifuji

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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=4115 0
ルーキー・ア・ゴー・ゴーに突撃インタビュー part.3 https://fujirockers.org/12/?p=4087 https://fujirockers.org/12/?p=4087#comments Fri, 28 Dec 2012 15:29:17 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=4087 続きを読む ]]> 街では「よいお年を!」なんて声がよく聞こえてきます。2013年がいよいよ迫って参りました。フジロック開催の知らせも待ち遠しいものです。さて、ついに最終回を迎えますルーキー・ア・ゴー・ゴーに突撃インタビュー第3弾!今年のフジロックの真夜中に、熱いステージを繰り広げたルーキー・ア・ゴー・ゴーのアーティストたちが演奏直後に聞かせてくれたホットなコメントをお届けしております。昨年に引き続き、メインステージを目指すオーディション企画は今年も開催中で、すでに夏には第1弾の投票結果が発表されましたが、来年には第2弾の投票も始まりますので、気になるバンドを見つけたら早速ライブハウスに足を運んで、ぜひぜひあなたの一票を投じてくださいね。


★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★
質問項目
1初のフジロックのステージはどうでしたか?
2苗場には何日滞在しましたか?(or する予定ですか?)
3それぞれの今年のベストアクト(or お目当てのアーティスト)を教えてください。
4フジロック参戦歴はありますか?
5次回はどのステージに出てみたいですか?
6最後にフジロッカーに一言お願いします。
★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★

アップル斎藤と愉快なヘラクレスたち

1ヘラクレスOH-!NUKi(Ba)「最高でした!俺たちを知らないお客さんも盛り上がってくれて、感謝」
2全員「3日間です」
3わたーん(Vo)「コステロ」
 全員「井上陽水」
4ヘラクレスOH-!NUKi「スタッフ(ゲリラチーム)やったことあります」
5篠崎あると(Gu)「グリーンステージ」
6全員「ありがとうございました!」

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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/29(土)@八王子MATCH BOX
12/31(月)@下北沢CLUB Que
12/31(月)@宇都宮KENT
2013/1/11(金)@長崎studio Do!
2013/1/13(日)@鹿児島SR HALL
2013/1/16(水)@岡山PEPPERLAND
2013/1/17(木)@松山SALONKITTY
2013/1/20(日)@HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
2013/1/27(日)@新宿紅布
2013/1/30(水)@下北沢CLUB Que
公式サイト
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deepNow

1水野壮志(Vo&Gt)「音が良かったです」
 荒木大地(Ba&Cho)「最高!」
 神原憲佑(Dr&Cho)「楽しかったです」
2「3日間」
3水野「(かなり悩んでから)ジェイムス・ブレイク」
 荒木「レディオヘッド」
 神原「toe」
4「初めてです」
5水野「ホワイトステージ」
 荒木「レッドマーキー」
 神原「オレンジコート」
6水野「deepNowのこれからを楽しみにしていてください!」
 荒木「みんな友達、仲間だぜ!」
 神原「これからも音楽を好きでいてください!」
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【ライブインフォ】
12/29(土)@浜松FORCE
公式サイト
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ばけばけばー

1竹村(Vo)「楽しかった!時間的にルーキーステージに来てくれるお客さんが多かった。レディオヘッドに感謝」
 森崎(Dr)「今度はもっと大きなところでもやってみたいです」
2徐(Ba)「初日から三日間」
 他全員「一日」
3徐「SEUN KUTI & EGYPT80」
 全員「井上陽水」
4竹村「2010年、2011年」
 徐「2002年」
5竹村「ホワイトステージ」
 森崎「ACIDMANと同じ、レッドマーキー!」
6竹村「メインステージに出る準備はできている!…ってやっぱりこれは無しで(笑) 投票お願いします!」
 全員「CDもぜひ聴いて下さい。よろしくお願いします!」 
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【ライブインフォ】
2013/1/6(日)@大阪扇町パラダイス
公式サイト
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ボトルズハウス

1ラッコ(Ba)「これがオリジジナル〜♪」
駿平(Gt)「アフリカだった」
こすげ(Vo)「ファンキーでした。ファンキニスタ!」
ジェジュン(Gt)「意外と広かったジェ」
オガケン(Dr) 「俺も全力疾走。客も全力疾走」
2全員「3日間」
3ラッコ「バディ・ガイ、シェウン・クティ」
駿平「スペシャルズ、バディ・ガイ」
こすげ「ブルーハーブ。バディ・ガイ」
ジェジュン「バディ・ガイ、ヤエル・ナイム」
オガケン 「バディ・ガイ、Deserts Chang」
4ラッコ「初めて」
駿平「3回目」
こすげ「2回目」
ジェジュン「初めて」
オガケン 「初」
5全員「フィールド・オブ・ヘブン!」
6ラッコ「ディス イズ フジロック」
駿平「甲子園だよ」
こすげ「東京下町ブルース!」
ジェジュン「ジェジェジェジェ〜♪」
オガケン 「全力疾走!オガケンとアンソニーしようぜ!!」
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【ライブインフォ】
2013/1/11 (金)@下北沢Rinky Dink Studio 1st
2013/1/19 (土)@新宿JAM
公式サイト
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マクマナマン

1瀬戸口壮太(Dr)「ちゃんとしたPAってこんなに凄いんだって思いました。本当に驚くぐらいに」
 藤瀬渉(Gt)「やりやすかったです。野外の苦手意識も今日で消えました」
 皆川英二郎(Gt)「楽しかったです」
2瀬戸口「僕とベースの山本が3日間。ギターの2人が今日…っていうか、ついさっきの到着ですね」
3瀬戸口「アット・ザ・ドライブイン」
 皆川「レディオヘッド」
4瀬戸口「高校生の時にあります。プライマルとかエイジアン・ダブ・ファンデーションが出てた年ですね。他のメンバーは多分、初めてだと思います」
 藤瀬「WOWOWで見ていました(笑)」
5瀬戸口「レッドマーキー」
 藤瀬「オレンジコート。NATSUMENが出ていたので」
 皆川「オレンジコート」
6瀬戸口「ショーン・クティのTシャツを売りたがる人がすごかったですね」
 藤瀬「(フジロックが)これだけ続くのは環境とファンの良さがあるから。一生続いて欲しいですね」
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【ライブインフォ】
2013/2/23 (土)@Zepp Fukuoka『FX2013』
公式サイト
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Photo by Naoaki Okamura
Interview by jet-girl,Takuya Ito,Hiromi Chibahara

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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=4087 0
Boardwalk Don’t Run Vol.42 レポート https://fujirockers.org/12/?p=4041 https://fujirockers.org/12/?p=4041#comments Mon, 24 Dec 2012 18:24:53 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=4041 続きを読む ]]> フジロックから約5ヶ月が経ち、今年も残すところ僅か。恒例となっている新年の発表が待ち遠しいですね。少々遅くなりましたが、秋に行われた第42回ボードウォーク・キャンプの模様をお伝えします。

秋の苗場と言えば、何と言っても紅葉が大きな楽しみのひとつ。ツイッターやフェイスブックでもお伝えした通り、今年は本当に見応えのある素晴らしい紅葉でした。苗場の方が、ここ数年の中でも今年が一番綺麗だと話してくださったので、まさに当たり年。真夏とはまた違う気持ち良さ、そして自然の魅力を改めて感じることができました。

さて、今回100名近くの参加者が集まったボードウォークボランティアですが、土曜日の昼間は、雨が降ったり止んだりする中、溜まった落ち葉を掃いたり、ボロボロになった板を撤去する作業などを行いました。そして夜になると、スペシャルライブが開催。急遽決まったSUKEVASEをはじめ、ASSAN、そして去年ルーキー・ア・ゴーゴーのトリをつとめたヘルメッツの3組がライブを披露してくれました。ウッドデッキにキャンドルが並ぶ、手作り感溢れる温かいステージがボードウォーク・キャンプの雰囲気にぴったり。

2日目の日曜日は、待ちに待ったドラゴンドラ!雨に降られてしまったけど、山一面に広がる見事な紅葉を一望することができて大満足でした。フジロック中は、なかなか時間が作れず乗りそびれている人も少なくないと思うので、ボードウォーク・キャンプに参加した際には、ぜひドラゴンドラを体験してみてください。グリーン、ホワイト、ヘブン、オレンジなどステージの場所を上から探し当ててみるのも面白いです。フジロッカーなら、フジロック期間じゃなくても十分テンションが上がって楽しくなってしまうのが苗場。今回、参加者と一緒に秋の苗場を大いに満喫していたヘルメッツ山下さん(Vo.)からコメントをいただきました。

「先日、ボードウォークに行って参りましたヘルメッツ山下です。夏のフジロックでしか訪れた事が無いので、今回は紅葉を見ることができて最高でした。苗場の紅葉は、あんなにも素晴らしいんですね。テンション上がって、ドラゴンドラから写真を撮りまくりました。その前夜、まあまあ寒い中、キャンドルと少しの照明と自前のスピーカーとドラム生音でライブさせてもらいました。めっちゃ気持ちよくてあっちゅうまでした。今度は春にも是非行ってみたいです。みなさんも是非!」

毎年、フジロックの開催前に3回、秋に1回のペースで開催されているボードウォーク・キャンプ。次こそは!と参加を考えている方は、フジロックに加えボードウォークの予定も一緒に手帳に書きこんでみては?

最後に、ヘルメッツがめでたく10周年を迎えるとのことで、記念ライブのお知らせです。

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ヘルメッツ&ズクナシ 10周年記念ライブ!!@代官山UNIT

■12/27(木) OPEN/START : 18:00/18:30
■ADV 2,800yen/DOOR 3,300yen(共にドリンク代別)
※ 前売りチケット購入者全員に非売品ヘルナシ a.k.a ノーヘル のCD-Rプレゼント!!
LIVE :ヘルメッツ/ズクナシ
SPECIAL JOINT LIVE : ヘルナシ a.k.a ノーヘル
with :カズ tp (クンクンニコニコ共和国)/村上大輔 sax (クンクンニコニコ共和国)/
ハラナツコ sax (クンクンニコニコ共和国)
GUEST :リトルキヨシトミニマム! gnk!/松尾昭彦

※詳細はこちら

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文・写真:近藤英梨子

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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=4041 0
ルーキー・ア・ゴー・ゴーに突撃インタビュー part.2 https://fujirockers.org/12/?p=3988 https://fujirockers.org/12/?p=3988#comments Sun, 23 Dec 2012 15:57:35 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3988 続きを読む ]]> 昨夜のFRF’12特番で、心は苗場へ向いております。さて、こちらは、ルーキー・ア・ゴー・ゴーに突撃インタビュー第2弾!今年のフジロックの真夜中に、熱いステージを繰り広げたルーキー・ア・ゴー・ゴーのアーティストたちが演奏直後に聞かせてくれたホットなコメントをお届けしております。昨年に引き続き、メインステージを目指すオーディション企画は今年も開催中で、すでに夏には第1弾の投票結果が発表されましたが、来年には第2弾の投票も始まりますので、気になるバンドを見つけたら早速ライブハウスに足を運んで、ぜひぜひあなたの一票を投じてくださいね。


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質問項目
1初のフジロックのステージはどうでしたか?
2苗場には何日滞在しましたか?(or する予定ですか?)
3それぞれの今年のベストアクト(or お目当てのアーティスト)を教えてください。
4フジロック参戦歴はありますか?
5次回はどのステージに出てみたいですか?
6最後にフジロッカーに一言お願いします。
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思い出野郎Aチーム
KETTLES

1マスダ(b.sax)「めがね外してよく見えませんでした」
 オカジマ(dr)「緊張してます」
 ゲン( per)「外国人が見てくれてた」
 ナガオカ( ba)「踊ってくれて嬉しかった」
 サイトウ( gt)「また出てやるぜ」
 ミヤモト (pf)「楽しかったです」
 タカハシ (tp vo)「お客さんのおかげで、助かりました!温かくて。」
2「2〜3日」
3マスダ「体調不良でまだ見れてない」
 オカジマ「ローゼズ」
 ゲン「JAMES BLAKE」
 ナガオカ「JAMES BLAKE」
 サイトウ「JAMES BLAKE」
 ミヤモト 「ANTHONY JOSEPH & THE SPASM BAND」
 タカハシ 「モカキリ、奇妙礼太郎、SEUN KUTI & EGYPT 80」
4マスダ「2002年に。他のメンバーは初めてです」
5「オレンジコート!」
6マスダ「ありがとうございました。また会いましょう」
 オカジマ「出していただいてありがとうございました」
 ゲン「パーカッションの師匠が欲しいです」
 ナガオカ「踊りたくなったら、ライブにもぜひ来てください!」
 サイトウ「見てくださってありがとうございます!」
 ミヤモト 「楽しかったので、また呼んでもらえるようがんばります!」
 タカハシ 「本当にありがとうございました」

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【ライブインフォ】
12/30(日)@吉祥寺曼荼羅
公式サイト
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KETTLES

1「もう、ほんっとうに楽しかったです。お客さんもたくさん集まってくれたし。
普段野外で演奏することもあまりないので、すごく気持ちよかった!

2「3日間滞在する予定です。」
3「The Stone Rosesですね。泣きました。」(同じくローゼズファンのインタビュアーとしばし盛り上がる)
4コイケ「3,4回…あれ、何回目だっけ…」
 オカヤス「5回ですね(サラリと)」
5「やっぱり一番大きいGREEN STAGEを目指したいです!」
6「フジロック、楽しんでください!みんな楽しいフジロック!」
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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/26(水)@恵比寿LIQUIDROOM
2013/2/15 (金)@SHIBUYA-AX
公式サイト
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Tam Tam
Tam Tam

1黒田さとみ(Vo)「野外の大きい所でディレイが響いているのがよかった」
 小林樹音(Ba)「緊張を通り越して、楽しめた」
 高橋朋之(Dr)「もっとやりたかったな」
 川村知未(Key)「気持ちよかった。そして、今までにない緊張感だった」
 Yuthke Suzuki(Gt)「音に吸い込まれていく感じが最高だった」
2黒田「初日から」
 小林「初日から」
 高橋「初日から」
 川村「初日から」
 Yuthke「2日間」
3黒田「JAMES BLAKE」
 小林「ローゼズ」
 高橋「JAMES BLAKE」
 川村「加藤登紀子」
 Yuthke「RADIOHEAD」
4Yuthke「8回目です」
5黒田「ホワイト」
 小林「グリーン」
 高橋「ホワイト!」
 川村「オレンジコート」
 Yuthke「フィールド・オブ・ヘブン」
6黒田「ダブで揺れよう」
 小林「もっとダブで揺らせたい」
 高橋「ダブで揺らせたい」
 川村「裏打ちいいですよ!」
 Yuthke「一緒にぶっとびましょう」
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【ライブインフォ】
2013/1/17 (木)@渋谷WWW
公式サイト
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STERUSS
STERUSS

1CRIME6「友達がいっぱいきてくれてうれしかったです。」
 BELAMA2「緊張しました。でも、楽しさがそれを上回りました。」
 KAZZ-K「緊張せずに楽しめました。」
 ビート武士「音楽好きの方々が見てくれて、とても良かったです。」
2CRIME6「KAZZ-Kのみ2日間で、あとのメンバーは3日間です。」
3CRIME6「星野源、DJ KENTARO、TOOTS AND THE MAYTALS。」
 BELAMA2「電気グルーヴ、DJ KRUSH、THA BLUE HERB。」
 KAZZ-K「ノエル!」
 ビート武士「DJ KRUSH」
5CRIME6「ホワイトステージ」
 BELAMA2「ホワイトステージ」
 KAZZ-K「グリーンでスクラッチしてみたい」
 ビート武士「フィールドオブヘブン」
6「フジロッカー、愛してる! その言葉以外にない」
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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/27(木)@横浜BAYSIDE MAGIC
2013/2/22(金)@渋谷EAR
2013/2/2(土)@川崎CLUB CITTA’+A’TTIC(2F LOUNGE BAR)
2013/1/5 (土)@新代田FEVER
公式サイト
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ヤセイ・コレクティブ

1松下マサナオ(Dr)「やっぱやってること正しかった」
 中西道彦(Ba,Synth)「できてよかった」
 斎藤拓郎(Gt,Vo,Synth)「気持ちよかったです」
 別所和洋(Key)「すごく楽しかった。お客さんもたくさんいて嬉しかった」
2松下「2日間です」
3松下「SPECIAL OTHERS、FRONTIER BACKYARD」
4松下「初です」
 中西「初めて」
 斎藤「初めて」
 別所「2006年に行きました」
5松下「フィールド・オブ・ヘブン」
6松下「次はメインステージで。その前にライブハウスに遊びにきてください」
 中西「またお会いしましょう」
 斎藤「みなさん、ありがとうございます」
 別所「ごみが少なかった!」
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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/30(日)@KAIKOO × clubasia THANK YOU 2012
12/31(月)@渋谷JZ Brat Sound of Tokyo
2013/1/18 (金)@渋谷 チェルシーホテル
2013/2/15 (金)@渋谷 O-nest
公式サイト
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Photo by Terumi Fukano
Interview by Sayaka Hondo,Takuya Ito,Hiromi Chibahara

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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=3988 0
ルーキー・ア・ゴー・ゴーに突撃インタビュー part.1 https://fujirockers.org/12/?p=3867 https://fujirockers.org/12/?p=3867#comments Thu, 13 Dec 2012 14:38:20 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3867 続きを読む ]]> 今年も早いもので、年の瀬が迫って参りました。昼間は年末進行に追われ、夜は忘年会が続き多忙極まりない12月。豪華づくしのラインナップ、そして晴天続きだった幸せのあの3日間はだんだんと遠くなりますが、そろそろ気になるのは2013年のフジロック。「来年は一体どうなるんだろう?」と、思いを馳せてるフジロッカーも多いのではないでしょうか。
しかーし、その前に大事なものが残っておりました。長らくお待たせしてすみません。今年のフジロックの真夜中に、熱いステージを繰り広げたルーキー・ア・ゴー・ゴーのアーティストたちが演奏直後に聞かせてくれたホットなコメントを3回に渡って公開します!


昨年に引き続き、メインステージを目指すオーディション企画は今年も開催中で、すでに夏には第1弾の投票結果が発表されましたね。来年には、第2弾の投票も始まりますので、気になるバンドを見つけたら早速ライブハウスに足を運んで、ぜひぜひあなたの一票を投じてくださいね。ではでは、初日の5アーティストから参りましょう!
★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★
質問項目
1初のフジロックのステージはどうでしたか?
2苗場には何日滞在しましたか?(or する予定ですか?)
3それぞれの今年のベストアクト(or お目当てのアーティスト)を教えてください。
4フジロック参戦歴はありますか?
5次回はどのステージに出てみたいですか?
6最後にフジロッカーに一言お願いします。
★・・・・・・・★・・・・・・・・★・・・・・・・★・・・・・・・★

下山

1マヒトウ・ザ・ピーポー(Vo&Gt)「グレープフローズンの香りがしました」
 シャーク安江(Dr)「もっと大きな所でやりたい」
2「全員、全日参加」
3マヒトウ「下山」
 シャーク「今日見た中では、ホワイトステージのTHA BLUE HERB。明日はレッドのMY BEST FIEND」
4「なし」
5マヒトウ「NEXTステージ」
 シャーク「ホワイトステージ」
6マヒトウ「レディへは俺に土下座しろ。レディへは俺に敬語を使え。フジロックって富士山でしょ?山は全て下山のもの」
 シャーク「お前らの耳で決めてくれ」

※下山は、アーティストの意向により投票企画へのエントリーはしておりません。
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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/21(金)@和歌山 OLD TIME
12/23(日)@神戸Mersey Beat
12/24日(月)@タワーレコード梅田NU茶屋町店
12/25(火)@京都 メトロ
12/27(木)@高知 カオティックノイズ
12/28(金)@岡山 ペパーランド
12/29(土)@心斎橋 HOKAGE
2013/1/6(日)@名古屋 CLUB ROCK’N ROLL
2013/1/11日(金)@渋谷 o-nest
公式サイト
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THE MASHIKO

1タルトごとう(Vo&Gt)「外で演奏するのが気持ちいい!」
 あししオポチュニティー(Gt)「素晴らしい空間で、良かった」
 マシコクン(Ba)「よい経験ができたので、次に生かしたいです」
 レジェンドこば(Dr)「終ってひと安心」
2「3日間」
3タルト「井上陽水」
 あしし「電気グルーヴ」
 マシコ「JUSTICE」
 レジェンド「SPECIAL OTHERS」
4「初めて」
5あしし「ヘブン」
6タルト「アンチョビポップによろしく!」
 あしし「みんなでよりよい世界にしていこう」
 マシコ「自然を大切に!」
 レジェンド「山キツイ・・・」

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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/14(金)@吉祥寺WARP
12/21(金)@下北沢CLUB QUE
2013/2/9@名古屋クラブロックンロール
公式サイト
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THE KEYS

1大西(Vo&Gt)「お客さんが優しかった」
 立田(Ba)「すごい楽しかったです」
 つなかわ(Dr)「ほんとうに感謝の気持ちでいっぱい」
2「3日間」
3大西「ストーン・ローゼズ、キンクス(RAY DAVIES & BAND)」
 立田「同じく!」
 つなかわ「OL Killer」
4大西「3〜4回」
 立田「2006年と2010年に。マッドネスがよかった。」
 つなかわ「cureの出た2007年と2011年に」
5大西「苗食!」
 立田「僕はグリーン・ステージに出たい!」
 つなかわ「レッド・マーキーかな」
6大西「THE KEYSをよろしくお願いします!」
 立田「準備万全ですね」
 つなかわ「夢をあきらめちゃだめだ」

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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/14 (金)@仙台MACANA
2013/1/12 (土) @大阪fireloop
2013/1/13 (日)@名古屋CLUB ROCK’N'ROLL
2013/2/1(金) @代官山UNIT
公式サイト
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NOA

1「楽しかった!」
2「フル参加」
3ツモトアキ(Vo&Gt)「井上陽水」
 イシザカユウ(Dr.)「Toe」
 ニシウラシュンスケ(Vo&Ba.)「RADIOHEAD」
4「はじめて」
5「出られるのならどこでもいい」
6「ライブ見に来てください!」

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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/2(日)@心斎橋火影
12/7(金)@栄RAD
12/8(土)@ 栄RAD
12/11(火)@下北沢SHELTER
12/16(日)@上前津ZION
12/27(木)@心斎橋新神楽
12/28(金)@新宿ACB
12/30(日)@高槻RASPBERRY
公式サイト
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NINGEN OK

1山下(Gt)「野外で気持ちよかったです。ライヴハウスとは違う開放感があって。」
 坂口(Dr)「ロケーションが素晴らしい 」
2一同「3日間です」
3山下「レディオヘッド」
 坂口「ジェームス・イハ」
4一同「ありません」
52人の言葉で「出られるならどこでも!(けれども開放的な野外を希望)」
6坂口「遅い時間まで残ってくださってありがとうございます」
 山下「体調を崩さないように水分をしっかりと取ってください」

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当日のライブ&フォトレポートはコチラ!

【ライブインフォ】
12/15 @meromeropocchi
12/22 @磐田FMステージ
12/23 @神戸
12/28@金沢
公式サイト
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Photo by Takeshi Yao
Interview by RJ,jet-girl,Hiromi Chibahara

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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=3867 0
秋だ!芸術だ!ジャケ弁だ! https://fujirockers.org/12/?p=3821 https://fujirockers.org/12/?p=3821#comments Tue, 06 Nov 2012 07:30:27 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3821 続きを読む ]]> CDジャケットをお弁当再現するジャケ弁マスターのオバッチさんが、ジャケ弁講座をオトトイの学校にて開催。10月のテーマは「黒Tだらけのジャケ弁大会!」。なんじゃそりゃ?前回のジャケ弁講座には参加できなかったし気になります!ということで潜入して取材して参りました。


10、11、12月と3回にわたっての開講となる今回のジャケ弁講座ですが、各回ごとにテーマがことなっており、第1回は冒頭で述べたようにメタル特集、11月はパンクス特集、12月はオルタナ特集となる予定だそうです。何のジャケ弁を作るかは事前に決めておきます。メタルの回は、メタリカ(2種)、エアロスミス、スレイヤーの中からチョイスができました。実は私はメタラーではないのですが、ジャケ弁講座のキャッチフレーズに「ギターのリフを刻むように焼き海苔をカットしようぜ!」と書いてあった一言に心打たれて参加を決めてしまいました。メタラーの皆さんに失礼がないように頑張らなくては、とドキドキしながらいざ会場の世田谷ものづくり学校へ!

教室に入ると黒いバンドT率の高いこと!黒Tのドレスコードは任意となっていたのですがみなさん愛があります。黒Tな人たちに囲まれてお弁当箱に詰められたご飯が程よく冷めるのを待ちつつ、まずはオバッチ先生の講義を聞きます。本日はメタルと食にまつわるエピソード。紙芝居のごとくパネルを次々と取り出して話してくれるのですが、これがなんとも脱力系で笑えること!エアロスミスのスティーブン・タイラーはポンジュースが好きだとか、メガデスのデイヴ・ムステインがコーヒーを作っているとか、思いがけないネタが楽しくて緊張がほぐれました。

【上】スレイヤー『ディアボロス・イン・ムジカ』チームはとろろ昆布を使用【左下】エアロスミスの『ゲット・ア・グリップ』途中経過【右下】メタリカ『デス・マグネティック』は細かい海苔の配置が続きます笑って和んだらいよいよ本題のジャケ弁づくりへ。選んだジャケットごとにテーブルが分かれており、机には作り方のコツと完成イメージがおいてあります。ご飯を平らにならしてからそれぞれ制作スタート!食材は頃合いを見てスタッフの方が配ってくれますが、カッティングや配置のセンスは自分次第。オバッチ先生が各テーブルを回ってくれるので、分からないところや難しいところなどは相談しつつ作っていきます。

初めは同じチーム同士で喋ったりしているのですが、慣れてくると夢中になって黙々と食材をカットカットカットカット…。BGMはもちろんメタルがかかり、参加者の9割が黒いバンドTシャツだなんて料理教室はきっとこの先も見ることがないでしょう。

『マスター・オブ・パペッツ』弁当は海苔を配置するところから始まります。そのあと卵を切って梅をほぐして…ここまではOK!そのあとはカマボコカット地獄が待っていました。メタリカロゴの”C”のカーブが難しい!私が選んだ『マスター・オブ・パペッツ』弁当は一番希望者の多いチームでもありましたが、一番難易度が高いジャケットでもあったようです。案の定、スレイヤー、エアロスミス、もう一つのメタリカチームが出来上がり、写真を撮っていたりする中、なかなか終わらないマスター・オブ・パペッツチーム…。小学校の給食で取り残された気分を味わいつつも妥協と努力の狭間でどうにかこうにかジャケ弁完成!同じチーム同士並べるとなんたる圧巻。ジャケ弁の半分は愛でできているというオバッチ先生の言葉通り、くじけそうになったときにも愛があれば初めてでもこのくらいまで作れます。

各々写真を撮ったあと、お弁当を持ち帰って解散。しかし食べるのがもったいない!次の日友人に自慢するように写真を何枚も撮ってから美味しくいただきました。みなさま、お疲れさまでした。そしてオバッチ先生ありがとうございました!

【オバッチ先生に質問のコーナー】
Q:ジャケ弁を作り始めたきっかけは何ですか?
A:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの再結成でコーチェラ(アメリカで開催されている野外フェスティバル)に行くために節約を始めたのがきっかけです。その時ちょうどキャラ弁が流行っていたので、『レイジのバトル・オブ・ロサンゼルス』を作ってみてそこから悪化していきました(笑)レイジの再結成が2007年だから…ジャケ弁を作り続けて5年になりますね。

Q:あと2回ジャケ弁講座がありますが、初めての参加でも大丈夫でしょうか?
A:メタルの回よりは簡単です!マスター・オブ・パペッツは、みんなよく選んだなって思いました(笑)。今回このジャケットを選んだ人たちがほとんど初初参加の人だったので、出来上がりを見てもらえればここまで出来るんだってわかると思います。

Q:メッセージをお願いします!
A:食べるって方向で好きなバンドを見直す機会になればと思います。最近はiPodなどでジャケットも歌詞カードもあんまり見ないけど、あらためてジャケットを見ると「こんなにグラデーションが」とか、「十字架がこんなにいっぱい」とか(笑)。ダウンロードだけじゃなくて現物はなくなってほしくないと思っているので、アートワークを再認識するきっかけにもなると思います!

次回開催は今週末の11月11日(日)!まだ若干の席数が残っているそうなのでパンクスもジャケ弁作りが気になるあなたも、足を運んでみてはどうでしょうか。オルタナ一筋なあなたは12月9日の回へGo!

<次回開催>

■第2回 パンクスだらけのジャケ弁大会
2012年11月11日(日)  14:00-16:00
Green Dayアルバム3部作の発売記念&The Jon Spencer Blues Explosion来日記念特集! 課題予定アーティスト:Green Day/Ramones/Sex Pistols/The Jon Spencer Blues Explosion

■第3回 オルタナだらけのジャケ弁大会
2012年12月9日(日)  14:00-16:00
課題予定アーティスト:Nirvana/Red Hot Chili Peppers/Pearl Jam

ジャケ弁講座お申し込みはこちら
前回取材した記事はこちら


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https://fujirockers.org/12/?feed=rss2&p=3821 0
地域超密着型ゆるフェス、shimafes SETOUCHI体験記 Part.2 https://fujirockers.org/12/?p=3686 https://fujirockers.org/12/?p=3686#comments Fri, 05 Oct 2012 03:04:44 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3686 shimafesレポート第2弾は、五感のうち視覚と聴覚がメイン、ライヴの様子から。初日の15日に行われた鬼ヶ島(女木島)での七尾旅人ワンマンと、16日の小豆島会場でのライヴをいくつかピックアップしてみた。そして最後は触覚。shimafes初体験の筆者がこのフェスで触れたものとは…?

 ライヴ・レポート

9月15日 七尾旅人ワンマン@鬼ヶ島

高松からフェリーで15分ほどのところに位置する女木島は、桃太郎伝説が残る鬼ヶ島としても有名なところ。昨年もライヴが予定されていたが、台風の影響で中止…。今年はなんとしてもやりたい、瀬戸内に縁のあるアーティストで。ということで白羽の矢が立ったのが高知出身の七尾旅人だった。主催者とマネージャーとで「鬼ヶ島で七尾旅人やったら相当やばいことになるんじゃないか!?」と話が盛り上がり、開催が決まったとのこと。しかし、このライヴ、なかなかストレートには行かなかった。

まず、小豆島から鬼ヶ島へはこの日のためのチャーターフェリーが出航していたのだが、この船が海面に手を伸ばせば届きそうな小型サイズのもの。救命胴衣などが渡されるでもなく、安全面への配慮はとても十分とはいえない。船酔いする人もでつつ、やっとの思いでたどりついた場所は、本会場の道の駅と違ってトイレなどの設備らしきものが見当たらない海水浴場。スタッフの誘導もなかなか行き届かず、運営のゆるさが目につく。それでもなんとか砂浜に機材が設置され、オープニングの島音流(しまねり)の演奏後、サウンドチェックが始まる。何度も調整を繰り返し、やっとライヴが始まったが、1曲目にはどうしても納得のいく音が作れなかった。

しかし、ここからが七尾旅人のすごいところだった。電気系の機材が頼りにならないとみると、それらすべてを放棄して、ギターと自分の声だけでライヴをやることにしたのだ。真っ青な空と海、砂浜、ロケーションはばっちり。しかもかなりの至近距離で歌う姿を観られるという、結果的に非常に贅沢な状況となったのだ。さらに、「ここまぶしいよね。あっちでやろ」と七尾氏誘導でみんなで日陰へ移動。なんて自由!こういった状況でも柔軟に対応できるアーティストで本当に良かった。寄せては返す波の音をバックに「星に願いを」「圏内の歌」と体中にしみ込んでくるような歌が流れた。

曲の合間には「聞こえなかったら遠慮なく前にきて。その方がオレも歌いがいがあるから。ただし、ここ(自分の目の前)は女性限定ね(笑)」と気さくにお客さんと話をしたり、トイレ行ったり、差し入れのぶどうをまわして食べたり。その場にいた人とひとつのサークルになってライヴを作っていった。波、鳥、猫、汽笛、こどもが遊ぶ声、誰かが砂を踏む音。すべてが音楽だった。そんな中みんなで歌った「どんどん季節が流れて」の合唱は気持ちいい以外のなにものでもない。このシチュエーションでなければ絶対に体験できない、神聖ともいえる気持ちになる瞬間だった。

日が沈んでいくのが名残惜しい。そんな思いが巡るなか、「今日は来てくれてありがとう。さすがに鬼ヶ島までくるのは勇気がいりました」と感謝の言葉とともに最後は「リトルメロディ」を。その場にいた人、全員で歌った「小さなメロディ」のコーラスの美しさは筆舌に尽くしがたい。スタートするまでにはいろいろ問題もあったが、最終的に二度と経験できない、とても貴重で大切なライヴとなった。

最後に苦言を少々。七尾旅人の機転と、なんとしてもいいものを見せたいという気持ちで、素晴らしいライヴにはなったが、主催者側には「これで良かったんだ」と思って欲しくない。前半にあった運営のもたつきに加え、帰りの高松行きのチャーターフェリー(件の小型船)にスタッフが誰も乗っていない(全員小豆島行きに乗ってしまった)というのもどうかと思う。「自己責任」という言葉が何度も頭に浮かんだが、万が一何かあった場合、本当にそのひと言で済ませられるのだろうか?企画内容は良いだけにそういった点は残念。来年は最初から最後までアーティストもお客さんも気持ちよくすごせる準備をして、当日を迎えて欲しいと切に願う。

9月16日 shimafes 2日目@小豆島ふるさと村


T.C SPEAKER

初日に続き、お天気に恵まれた最終日。会場に着くと「海の見えるステージ」で徳島の女子高生バンド、Hacky-MEIが演奏していた。彼女たちの後には「太陽と月のステージ」で小豆島高校吹奏楽部の演奏もあり、いきなり地域密着感全開なのがこのフェスならでは。追い打ちをかけるように、メンバーの4人中3人が小豆島出身というT.C SPEAKERが登場する。観客も「おかえりー!」とばかりに炎天下のなか踊り出す。最前列で盛り上がっていた親子グループに話を聞くと、なんとメンバーの同級生とのこと。「彼らが凱旋できるステージを作ってくれてうれしい!」。shimafesはそういう場にもなっているのだ。タイムテーブルを見るとわかるのだが、他の出演者も瀬戸内に近い中国、四国地方出身だったり「島」に関係するこだわりのアーティストがブッキングされている。フェス常連の強者から、地元の女子高生バンドまでを同じ会場で観られるのが非常に興味深い。


島音流
「一番大きいステージ」に出演していた島音流(しまねり)は東京の新島と青ヶ島出身。ふるさとに眠っている島の唄を伝えていきたいと活動している、まさに「島に縁のある」バンドだ。和太鼓を叩きながらの唄や、ベーシストがふんどしスタイルだったり、雰囲気もばっちり。このフェスの常連になりそうな匂いのするステージングはお見事だった。

トリ前に登場したのは、フジロックでも初出場ながら圧巻のステージを見せた奇妙礼太郎トラベルスイング楽団。shimafesでも、お客さんに「誰観にきたんですか?」と聞くと、ほとんどの人が「奇妙礼太郎!」と答えていたほどその人気は確実に全国区になっている。今年はフジ以外にも各地のフェスにひっぱりだこだが、そうなるのも当然だろう。ギター、ベース、ドラム、ピアノにトランペット、トロンボーン、サックスのホーン隊を含むバンドがイントロを陽気に鳴らし、それにあわせて奇妙礼太郎がステージに飛び出してくると、それだけでその場の空気が「お祭り」の明るさに変わるのだから。

いきなりマイクをスタンドから外し、ステージ前ギリギリまで出てきて「元気ですかー!」とお客さんの気持ちをグッとつかみとる。自由気まま、感情おもむくままのパフォーマンスと、溜め込んでいた力を全部はきだすような圧倒的な歌。「すっげえな、この人…」と思わず目で追ってしまう、「エンターテイナー」とはこういう人のことをいうのだ。瞬きするのも忘れてステージに釘付けになるけれど、ふっと力を抜く瞬間には幸福感に満たされるという不思議な感覚。後から聞いた話によると、同時刻に海の見えるステージで演奏していた七尾旅人が「奇妙くんがいい感じでやっていたから」と、漏れ聞こえてきた音でセッションを始める一幕もあったとのこと(これはちょっと観たかった…)。場外まで巻き込んでしまう、奇妙礼太郎の人を惹きつける魅力は尋常じゃない。最後は「オー・シャンゼリゼ」で、最初から観ていた人も、後から走ってきた人もみんな一緒になって手を振った。もっと観たい。また観たい。この陽気な楽団が魅せる幸せな音楽は、何度目にしてもそう思う。


奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

大トリの曽我部恵一バンドが盛況のうちに幕を閉じ、祭りがすべて終わる頃、島はすでに真っ暗になっていた。撤収が始まってからも、ステージ上に残された「shimafes SETOUCHI」のバナーを記念撮影していくお客さんがたくさんいた。みんな、このフェスが終わってしまうのが名残惜しいのだ。そういう気持ちが、来年、再来年の開催に繋がっていくのだろう。shimafes SETOUCHIは100年続けるという目標があるらしい。本当に実現するのか?私たちはそれを見届けることはできないけれど、ホントに続いちゃうかもね、と想像できるようなフェスになったらおもしろいなと思う。

 Smiling People!

Part.1はこちら

文・写真:輪千希美

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地域超密着型ゆるフェス、shimafes SETOUCHI体験記 Part.1 https://fujirockers.org/12/?p=3644 https://fujirockers.org/12/?p=3644#comments Thu, 04 Oct 2012 04:04:38 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3644 仙台ではAIR JAMが、木更津では氣志團万博と各地でイベント盛りだくさんだった残暑厳しい9月の3連休。瀬戸内海に浮かぶ2つの島ではshimafes SETOUCHI 2012という小さなフェスが開催されていた。

2011年に続き2度目の開催となるが、昨年は台風で半分以下の規模となり…などなどの詳細やなんで島でやるの!?はこちらのサイトこちらの動画を観ていただくとして、今回は実際行ってみてどうだったのさ?という体験記をお届けしたいと思う。なお、shimafesのテーマは「五感で楽しむフェス」ということなので、半ば強引にの5カテゴリーに分けてレポート!

 会場レポート

9月14日の前夜祭から16日まで3日間、メイン会場となったのは小豆島。高松からはフェリーで約60分、高速艇なら約40分で到着、その他、岡山や神戸などからもアクセスできる香川県にある島だ。shimafesが開催される「ふるさと村」という場所までは港からさらにバスか車で移動しなければならず、「無事にたどり着けるだろうか…」と計画段階ではやや不安になったりも…、しかし、主要の港からは臨時のシャトルバスが往復していてホッとひと安心(バスはかなりぎゅうづめだったけど…まあ、これもフェス感ってことで)。そして会場に着いてみると、ふるさと村はプールもある立派な道の駅だった!地図だけをみて「ここはなに?砂浜?トイレとかちゃんとあるのかな…」とソワソワしていた筆者は、その快適さにまず驚いた。足下は舗装路、水洗トイレ完備。ライヴのメイン会場となる「一番大きいステージ」は芝生に屋根つきという親切設計。これなら直射日光を避けることができるし、多少の雨も大丈夫。何より芝生でゴロゴロできるのがいい!ゆったりフェスを楽しみたい人や子連れの人に強くおすすめしたいポイントだ。

場内はというと、海に囲まれたロケーションはもう「最高」のひと言。昨年は台風に泣かされたこのフェス、今年は迫っていた台風16号もちょっとだけ待ってくれたよう。キラキラと陽光輝く瀬戸内の海。それをバックに地元や島に縁のあるバンドのライヴや食を楽しむ。求めていたパーツがすべてぱちっとハマった感じ。お客さんが口々に「めっちゃ楽しい~」「もっと地元でこういうイベントやって欲しい!」と話してくれたのも納得の気持ち良さだった。

ライヴ・ステージは3つ。前述の「一番大きいステージ」に、海を臨む「森と海のステージ」、素朴な雰囲気の「太陽と月のステージ」。すべてのステージが徒歩1分圏内にかたまっているので、フジロックのようにステージ間の移動時間の心配はゼロ。あっちを見たりこっちをのぞいたりのステージ二股も余裕でできるし、食べたり飲んだり、プールに足を浸けながらのんびりライヴを観られるゆるさが、またたまらなく良い。これにプラスして、15日には小豆島内の中山農村歌舞伎でイベントが、ちょっと離れた鬼ヶ島(女木島)で七尾旅人さんのワンマンが行われていた。鬼ヶ島の様子は後半のライヴ・レポート編へ


【1】「一番大きいステージ」はレッドマーキーをふた回りくらい小さくしたようなサイズ。ライヴを楽しむのはもちろん、後ろの方でごろ寝も快適。 【2】「森と海のステージ」は唯一このフェスのためだけに天然無垢の木材で手作りされたもの。 【3】「太陽と月のステージ」では小豆島の幼稚園、高校の吹奏楽部と地元感溢れるアクトも観られた。 【4】終演後の場内。めっちゃクリーン。
アクセス良し、環境良し、ライヴ良しときて、最後に気になるのはマナー。天気が良く、人が多すぎないせいか、みんな気持ちに余裕があり無理な場所取りや諍いなどはなかったよう。ボランティア・スタッフのがんばりもあって、ゴミの分別もしっかりされ、最後のライヴが終わった後も会場内に落ちているゴミはほぼゼロという素晴らしさ。「世界一クリーンなフェス」と評されるフジロックも、これはうかうかしていられない!?

shimafesをひと言で表すとするなら「とにかく気持ちのいいフェス」。地元を盛り上げようとしている人と、それに賛同する人たち、一緒に楽しもうとする人たちの呼吸がぴったりあっているからこそ作れる空気があった。まだ2回目が終わったところ、生まれたばかりの小さなフェス。少しでも気になるな、という人は、ぜひ足を運んで、これからの良い流れを作るひとりになってみてはいかがだろうか。

 フェスごはん

こういったイベントでは、もうかかせない存在となっているのがごはん!どこのフェスでも特徴あるお店が出店するようになりました。島フェスのこだわりは「食料地(自)給率100%!」。小豆島のオリーヴ製品を使った屋台や徳島のかぼす酢をアレンジしたドリンクを出す店があったり、瀬戸内の「食」が並びます。もちろん香川といえば、のうどんも。そして、どれもこれもウマい!!ここ重要!メニュー、店舗数とも多くはないですが、東京や他の地域から来た人もご当地メニューを楽しめるのがまたうれしいところです。15時過ぎには完売になってしまった店が多かったのは残念ですが、それだけ食欲をそそるものが多かったということで。

【5】無添加がうりの讃岐うどんはうどん県ならではのツルツルとコシ。すだちがいい仕事してます。 【6,7】すもも味としょうゆ味のソーダ。どちらも小豆島の名産。 【8】すだち酢と氷で作る「すだちソルベ」はひんやり爽やか。炎天下のフェスでは大人気メニュー。 【9】バジルソースのホットドックはオリーヴオイルたっぷりで案外さっぱり。 【10】島メンチ、島餃子、島唐揚げ。島と揚げ物好きにはたまらない屋台。 【11】こんな限定品も売ってました。お土産にどうぞ~。

Part.2へ続く

文・写真:輪千希美

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アスレチックの中でのフェスティバル!ONE Music Campレポート! https://fujirockers.org/12/?p=3530 https://fujirockers.org/12/?p=3530#comments Thu, 20 Sep 2012 03:00:47 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3530 近ごろ関西のライブハウス界隈でONE Music Camp(ワン・ミュージック・キャンプ)という兵庫県三田市で開催される野外フェスティバルのことを耳にする事が多くなってきた。聞く所によると、とにかく楽しいという声が非常に多い。現地に足を運んでみないとフェスティバルの良さはわからないということで、荷物を抱えて急遽、現地に向かうことにした。

 JR大阪駅から福知山線の丹波路快速に乗り込み約30分。宝塚駅を過ぎて長いトンネルを抜けると兵庫県の三田市(さんだし)のJR三田駅に辿り着いた。南口の大きな出口とは反対側にある北口のロータリーから、路線バスの「波豆川(ハズガワ)」行きに乗り込み終点まで約30分ほどで、小高い山々に囲まれた三田アスレチックに到着した。

 リストバンドを受け取り会場の中に入るとフェスティバルの会場というか森の中と言った方が近い。メインステージ「Star Field(スター・フィールド)」は客席後方にアスレチックの吊り橋が設置してあり、吊り橋の上からメイン・ステージの演奏が見れるのがポイントだ。サブ・ステージは「Wonder Hive(ワンダー・ハイブ)」と名付けられ、こちらのステージも客席にある大きな滑り台の上からでも演奏を見る事ができる様になっていた。サブ・ステージの隣にあるフードコートでは「三田ホルモン・ライス」という地元のB級グルメも楽しめたりもできる。その他のドリンクやフード・メニューも充実していた。

 ワン・ミュージック・キャンプには「雑魚寝庵」と名付けられた、巨大なバンガローが簡易宿泊場所として設けてあり、テント設備を持たない人でも野外フェスを楽しめる様になっている。雑魚寝はちょっとと言う方は、バンガローも事前に予約できる様になっている。メイン・ステージ周辺には水着を着た人が目につく、野外フェスでは非常に珍しいプール施設もあった。ゆったりプールで泳いだその足で、お目当ての出演者のライブが見れるのは他のフェスティバルには無い魅力だ。

 今回の出演者は、大阪ファンク界の至宝「ザ・たこさん」や、今年のフジロックでも大きな目玉となった「奇妙礼太郎トラベルスイング楽団」、地元の関西でもライブに定評がある「Lainy J Groove(レイニー・ジェー・グルーヴ)」など。そして今回のメインアクトは8otto(オットー)が大トリを勤めた。オットーのライブは1時間のロングセットで通常のライブではなかなか聞けない曲なども披露し、大きな盛り上がりをみせていた。

 そしてメイン・ステージでのライブが終わってから2つのDJスペースが開かれる。一つはロック中心の「LITTLE BITCH(リトル・ビッチ)」とメインステージの半地下を利用して作られた「猫ディスコ」が朝まで音を鳴らしてくれる。まだまだ遊び足りない方は「LITTLE BITCH」へと、ゆったりした時間を過ごしたいなら「猫ディスコ」へとその時の気分で音を選ぶこともできる。

 今回、初めてOne Music Campに足を運んでみたが、手頃なスペースでかつ面白さが詰め込まれた野外フェスティバルだった。それは家族連れやライブ中心の方やバーベキュー・アウトドア・メインの方様々な志向の人が一緒に楽しめる様に設計されているのが良いと感じた。また大阪の中心から約1時間で三田市の大自然を満喫できるアクセスの良さも多くの支持を集めている理由だと思う。来年も開催予定なので気になる方は是非とも参加していただきたい。

ONE Music Camp オフィシャルサイト
http://www.onemusiccamp.com/

写真、文:前田博史

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XLAND FESTIVAL 当日レポート https://fujirockers.org/12/?p=3316 https://fujirockers.org/12/?p=3316#comments Tue, 11 Sep 2012 01:35:58 +0000 fujirockers http://fujirockers.org/12/?p=3316 先日、fujirockers.orgでプロモーターインタビューをした『XLAND FESTIVAL』に行ってきましたので、その様子をお伝えします。イベント当日は晴れたり、豪雨が降ったりと、例年のフジロックを彷彿とさせる天気でしたが、野外ならではの音楽体験が出来るのはやはり格別でした。

都内から1時間ほど電車にゆられて到着したのは、会場の最寄り駅である相模湖駅。駅を降りるとバス停に並んでいるお客さんがたくさんいました。バスを待つ感じは、越後湯沢とそっくりで思わずニヤリとしてしまいます。この時は天気も良くて、後で豪雨がくるなんて夢にも思ってなかったのですが…。

バスに10分ほど乗り、会場の『さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト』まで少し歩きます。バス停から坂を登っていくうちに、ダンス・ミュージックのビートが聴こえてきて、すごくテンションが上がりました。歩いて会場に向かう時に、日常から非日常に変わっていく感じを味わえるのは、野外イベントならでは、ですよね。

入場ゲートをくぐると、XLANDのシンボル的なモニュメントである、巨大なミラーボールのピラミッドがあります。夜になるとミラーボールは昼間とは違う顔をみせ、より一段と光り輝き、思わず立ち止まって写真撮影をしているお客さんの姿がたくさん見受けられました。

昼頃に会場に到着すると、大粒の雨がポツポツと…。それまで晴れていたのですが、お客さんは雨具を着たり、スタッフの方は大急ぎでスピーカーに防水カバーをつけたりと、わずか数分で会場が様変わり。普段からクラブで遊んでいるパーティー・ピープルから、ゴアテックスを着た野外フェスティバル慣れしている人までと、XLANDはクラブ・ミュージックを軸にしたラインナップですが、さまざまなお客さんが来ていました。

メインステージの『PLEASURE STAGE』では、トクマルシューゴが大雨の降る中でライヴをスタート。MCでは「僕も頑張るので、雨がすごいですけど、みなさんも楽しんでください」とお客さんの心配をしながらも、自然とこちらの身体が踊りだしてしまうような熱のこもった演奏を聴かせてくれました。天気も次第に回復し、終盤で披露されたBUGGLESの「Video Killed the Radio Star」のカヴァーの際には、雲ひとつない空模様となっており、とてもドラマチックなライヴでした。終演後、たくさんの笑顔が溢れていたのが忘れられません。

メインステージの後方エリアでは、シートやタープを広げてピクニックをしているかのような家族連れのお客さんがあちらこちらに。夏休み最後の週末をフェスティバルで過ごせるなんて幸せなことですよね。

家族で来ても楽しめるように、授乳スペースや遊びのスペースなどがしっかり完備され、常に子どもたちが楽しそうにキッズエリアで遊んでいました。

たくさん踊って疲れると、何よりも大切になってくるが栄養補給!ということで、メインステージの隣にはBBQエリアもあり、食欲を刺激する香ばしいにおいがしていましたよ(笑)。

今年のXLANDは「eastaudio SOUNDSYSTEM」にサウンドプロデュースをしてもらっており、音は折り紙つき。前方エリアでは重厚な音圧を感じることが出来ました。特にウルリッヒ・シュナウスのノイズ音と重低音の効いたサウンドシステムの相性は抜群でしたよ。しかし、ステージ間の距離が近いので、他のステージの音が聴こえたのが少し気になりました。

奥地にあるステージ、その名も『FOREST STAGE』では、全国津々浦々フェスティバルがあるなかで、ここだけにしか出せない雰囲気というものが醸し出されていました。タープや装飾品など、随所にそのこだわりが見られ、お客さんの真上にはミラーボールがあり、インタビューでヒトミさんが語っていた「クラブの感じ」がちゃんと聴覚的にも、視覚的にも表現されていました。

イチオシのアーティストとして名前が上がっていたRUB U TAGのライヴは途中から雨足が強くなったのですが、天候などはお構いなしの攻撃的なDJプレイをみせ、海外アーティストの格の違いを見せつけてくれました。


数回の豪雨がありましたが、綺麗な月が見えるころには、装飾物がキラキラと光りだし、とても幻想的な空間になっていました。そんな中で行われたXLANDのヘッドライナー、フレンドリー・ファイアーズのライヴはロック・バンドでありながらも、グルーヴのあるサウンドでお客さんを踊らせ続け、新人バンドの枠から頭一つ抜け出ているアーティストであることを証明するものとなっていました。

実際に行ってみると、クラブが好きなお客さんをメインターゲットとしながらも、家族がピクニックに行くような感覚で気軽にいけるフェスティバルとしての面もありました。今年で2年目となる、まだまだ発展段階にあるフェスティバルですので、今後どのように『XLAND FESTIVAL』が変わっていくのか、とても楽しみです。

 

文章&写真  小川 泰明

 

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