photo by Koichi “hanasan” Hanafusa
fujirockers.orgの姉妹サイト、スマッシング・マグは、テキサス州オースティンで開催されたフェスティヴァル、サウス・バイ・サウスウエスト取材のために、今年も5人の写真家&ライターを送り込んでいるんですが、やっとのことで全てのレポートのアップが完了。そのなかには今年のフジロック、サマーソニックに出演するアクトも含まれています。そのあたりをチェックして、予習するものありかもしれませんぞ。
以前、お知らせしたように、今年フジロックに出演するのがイージー・スター・オールスターズ(–> My Space)、イーライ "ペイパーボーイ" リード & ザ・トゥルー・ラヴズ(–> My Space)、ザ・エアボーン・トキシック・イヴェント(–> My Space)、ベン・ハーパー&リレントレス7(–> My Space)といったところ。それに、サマーソニック09への出演が決まっているのはN.A.S.A.(ノース・アメリカ・サウス・アメリカ – ナサ)(–> My Space)。さらには、モリアーティ(–> My Space)が今月30日と31日にラフォーレ・サウンド・ミュージアム2009への出演が決まっていますが、それぞれのフェスティヴァルのリストにあまりに多くのアーティストが掲載されているので、見逃しもあるかもしれないということをお断りしておきますが… それに、増えるかも!
それに、お近くですが、韓国では今年、すでに日本でもよく知られているペンタポートのみならず、チサン(芝山)・バレー・ロック・フェスティヴァルも開催されます。どうやら、後者は苗場と似たスキーリゾートらしく、こちらがフジロックと同じ流れにあることは、ラインナップを見れば明らかです。すでに、オアシス、ウィーザー、パティ・スミスあたりが発表されています。場所はソウル近郊で、それほど遠くないことから、おそらく、九州や中国地方の人はそっちの方が近いかもしれませんね。
さて、今回取材したアーティストで、エレクトリック・クンビアのユニット、モナレータ(–> My Space)と同じレーベル、Nacional Records(ナショナル・レコーズ)からアルバムが発表されているJuana Molina(フアナ・モリーナ –> My Space)が今年のフジロックのラインナップに「ひっそり」と姿を見せているのに驚かされますね。このレーベルは、マノ・チャオからフィデル・ナデルといった、すでにフジロックで姿を見せたことのある注目のロック・ラティーノ系アーティストがさまざまな作品を発表しているのです。日本でもヒットしたセニョール・ココナット(–> My Space)から、かつてベックが絡んでいたことで日本に紹介されたプラスティリーナ・モッシュ(–> My Space)やファビュラス・サンダーバードをもじったんだろうなぁ、ロス・ファブロソス・キャデラックス(–> My Space)あたりは、注目したくなるのです。
日本では無名ですが、ニューヨークをベースに活動する日本系(!?)宇宙人バンド、ピーランダー・ゼット(–> My Space)やオースティン出身でとんでもない勢いで人気を獲得しつつあるガレージ・ソウル、ブラック・ジョー・ルイス&ザ・ハニーベアーズ(–> My Space)など、当然のようにフジロックに来てくれないかなぁというバンドがいっぱいいて、そのあたりの、日本でも比較的無名のアーティストもチェックしていただけると幸いです。
まお、今回カバーしたアーティストのリストをあげるとこんな感じになります。といっても、おそらく、2000弱のアーティストが出演していたらしく、もちろん、これは氷山の一角に過ぎませんが…
3月18日
アクアラング、ビリー・ボブ・ソーントン・アンド・ザ・ボックスマスターズ、ブルー・キング・ブラウン、DD/MM/YYYY (デイ・マンス・イヤー)、デッドマウ・ファイブ、ダグ・サーム・トリビュート feat. ショーン・サーム・アンド・オーギー・メイヤーズ & アレハンドロ・エスコヴェド、イージー・スター・オールスターズ、イーライ "ペイパーボーイ" リード & ザ・トゥルー・ラヴズ、ジュリエット&ザ・ニューロマンティクス、ザ・リー・ボーイズ、ザ・レジェンダリー・タイガーマン、ロッキー・エリクソン・ウィズ・ザ・ブラック・エンジェルス、ディス・ウィル・デストロイ・ユー、トニー・ジョー・ホワイト
3月19日
ザ・エアボーン・トキシック・イヴェント、アシャ、アソビ・セクス、エフタークラング、ファイト・ライク・エイプス、ルーシー・フォスター、ギークス、ゴメス、ヴィジェィ・キショール、レッツ・レッスル、ミート・パペッツ、モナレータ、ピーター・マーフィ、N.A.S.A.(ノース・アメリカ・サウス・アメリカ – ナサ)、ザ・ルーラル・アルバータ・アドバンテージ、ヴィヴィアン・ガールズ、アンディ・ホワイト
3月20日
浅草ジンタ、ベン・ハーパー&リレントレス7、ブラック・ジョー・ルイス&ザ・ハニーベアーズ、ボー・ピープ、ギャリー・クラーク・ジュニア、デトロイト7、ピラー・ディアス / レイチェル・グッドリッチ / エイミー・ラヴィア / ヘイ・ネグリータ、ケイル・パークス、ピーランダー・ゼット、プロエン・カチンバス、ロロ・トマーシ、タート、ティンテッド・ウィンドウズ
3月21日
浅草ジンタ / ウォーリス・バード、ザ・カンナビノイド feat. エリカ・バドゥ、チェアーリフト、デトロイト7、ジ・エメラルズ、エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ、ジミー・ウェッブ・アンド・ザ・ウェッブ・ブラザーズ、ウェイン・クレイマー、モノトニックス / モリアーティ / ピーランダー・ゼット( Mohawk : Part 1 & 2)、ピーランダー・ゼット(Spiro’s)、PJ ハーヴェイ & ジョン・パリッシュ、ザ・ユーズド
3月22日
なお、今回の記事に絡んだ、超お勧め盤はというと…
A Tribute to Doug Sahm![]() "Keep Your Soul" (US import) ——————————————— Juana Molina ![]() "Un Dia" (国内盤 / US import / iTunes) ——————————————— Wallis Bird ![]() "Spoons" (UK import / US import / iTunes) |
Ben Harper & Relentless7![]() "White Lies for Dark Times" (国内盤 / US import – Dix / US import / US import – ‘12 analog / US import + DVD / iTunes) ——————————————— Black Joe Lewis & The Honeybears ![]() "Tell ‘Em What Your Name Is!" (US import / US import – ‘12 analog / iTunes) ——————————————— check the albums? |