Welcome to the Great Rock & Roll Amusment Park! 
 元気かい、フジロックベイベーー!! 
 いよいよFRF'01まであと4ヶ月を切っちまったなーーー!!!"fujirockers.org"もリニューアルしたことだし、既にバンドの方は馬方親父やら砂漠の泉やら新規注文やらがどかーんと発表されて、春になる前からオレもみんなも気分はフェスティバルモードにシフトチェンジしてると思う。 
 さてさて、そんなこんなで盛り上がってるさなか、オレの彼女が「今年は初めてFRFに行ってみたい」なんてぬかしやがった。マジかよ、腰抜かさせんなよな!! でも彼女ときたら、屋外ライヴは日比谷野音の山下久美子しか行ったことがないんでコワイわときた。
オッケー、分かったぜベイベーーー!!何事も初めは不安で怖いっちゅうモンだぜ。じゃあオレに任せとけや!ってワケで、初めて参加する彼女にフェスティバルっちゅうもんがどういうモンなのか教えてやろうってのがこのページさ。 
 彼女には「とりあえず今までのFRFをおさらいしときな」って、Fuji Rock Express '97-'00を読んどくように言ったし、今年のフェスはこれからオレが説明するんで、チョット長いけどみんなも読んでみてくれい! 
◆聞くぜ!◆ 
---(Green Stage)--- 
 Main Gateをくぐって5分も歩くと目の前にどかーんと広がるのが、最大40,000人が集合できるBIGなGreen Stage。ステージ正面はオールスタンディングで楽しめる奥行き100m以上の真っ平らな地面。その後方には芝生のなだらかなスロープが続くから、荷物置き場にしたりBEERでも飲みながら寝そべって楽しむのもオツなもんだぜ。ステージの両脇にはデッカイスクリーンもある。ステージの横幅はMick Jagarが走り回っても大丈夫なくらいだぜ。いい加減トシだからムリだろうけどよ。日陰はほとんどないから、慣れてる猛者達は周りのみんなに迷惑かけない範囲で日除けつくったりして楽しんでるみたいだな。
 
---(White Stage)--- 
 Green Stageからさらに奥へ10分も行くとそこがWhite Stageだ。どっちかというとGreen Stageよりもっとコアなメンツが勢揃い。気持ちいい独特の流れがあるラインナップは連日飽きることがないぜ。真っ平らなグランドで思う存分ダンスやモッシュを楽しんでくれ。キャパシティは10,000人くらいあるんだけど、意外なBig Nameの出演もあって2年前のUnderworldでは入場制限になっちまったなぁ。
 
---(Red Marquee)--- 
 Main GateをくぐってGreen Stageが見えたら、その手前を左へ行ってみてくれ。World RestaurantやOasis Fieldなどを抜けるとそこが5,000人収容のマンモステントRed Marqueeだ。大きさは、赤坂BLITZが苗場に来ましたぜ、みたいなモンだと思って欲しい。昼間からライティングや演出に凝った白熱のLiveが楽しめるし、夜はもちろん豪華DJ大会ときた!! 
 他のStageは深夜で終わるけど、ここじゃAll Nightでブッ飛ばせるのさ。でもテントだからって夜来て寝るなよ!!明け方にゃ追い出しくらう事になるぜ。
 
---(Avalon Field)--- 
 White Stageを通り過ぎて少し歩くと、左手にあるのがAvalon Fieldだ。FRF'00から登場したこのAvalon Fieldにはアマチュアミュージシャンの登竜門、Gypsy Avalon Stageがある。出演希望者は、fujirockers.orgを毎日チェキしてくれ。そのうちオーディション方法なんかを発表するからな!! 
 それと、Avalonには何といっても昨年馬鹿大将が全力でプロデュースした「お化け屋敷」があるんだぜ。今年もモチロンあるってさ。しかももっと充実させるらしい。マジかよ、コエーーーーじゃねぇか!!!他にもFree Market、マッサージテント、もちろん食事もOKだぜ。  
 そうそう、馬鹿大将が今年は他にも何か出来そうだって言ってたな!! 
---(Field Of Heaven)--- 
 Avalon Fieldで楽しんだら少し足をのばしてもっと奥へ行ってみようぜ。その名の通りここが終着駅の天国さ。Main Gateからだとかれこれ30分は歩くんだけど、道中いろいろ楽しんだからちっとも気になんないのが不思議だよな。オレのダチにもField Of Heavenが一番好きってヤツは相当多いぜ。 
 何といってもFreeな雰囲気がいい。自然の中で音を楽しむヨロコビを会場で一番感じさせてくれるのがHeavenなんだよな。 
 FRF'99ではPhishが毎晩3時間ものBeautifulな演奏を聴かせてくれた。途中、大きな流れ星がはっきり見えてどえりゃー感動したモンだぜ。今年はモチロン彼女と来るぞ!! 
 Field Of Heavenの魅力はライヴだけじゃないぜ。クラフトショップやArtもあるし、FRFで一番ウマイCoffee(オーガニックだぞ、しかも)を飲みたいならここに来るっきゃないな。
 
◆遊ぶぜ!◆ 
---(Circus Of Horrors)--- 
 FRFが単なる屋外コンサートと違うのは、何といってもライヴ以外に面白いモンが盛りだくさんなコトだ。毎回いろんなモンがどんどんどんどん増えて、ちょっとしたAmusment Parkも到底太刀打ちできんだろう。 
 で、いよいよ今年は真打ち「サーカス」の登場だ!!馬鹿大将のメッセージや一部の雑誌なんかで知ってる人も多いと思うけど、サーカスって聞いて「なんだよー、ピエロが司会で象が飛んだりするヤツかよ、ありゃガキの見るもんだぜ!」なんて言ってるキミはきっと後悔する事になるんだろうな。 
 確かに「サーカス」って聞いた時はオレもガキの頃父ちゃんに連れてかれたヤツかと思ったけど、大将はガハハハハと大笑いして言ったものさ。「キミ、あれを想像してるのかい?全〜〜然、ち、が、う、な!とにかく観てみなよ!!!絶対楽しいから。」ちなみに「ロッキーホラーショウがアリスクーパー的爆音グラムロック付でやってきてみんなをアッといわせる移動遊園地」なんだそうだ。 
 50過ぎたオッサンが「みんなはFRFの現在形到達点を体験することになるだろう」なんて興奮して言うんだから、やっぱ気になるよな。 
---(Fishing & BBQ Garden)--- 
 「つりぼりィ??」聞いたときは余りの馬鹿さ加減に笑っちまったよ。大将に正気かよって聞いちまったぜ。でもマジにやるらしい。そんでもってすぐ側でBBQにして食えるってんだから納得だな。う〜ん、意外といいんじゃないの? 
 実は去年オレも行ったんだけど、本当にあるんだよ、つりぼり。フェスの会場から見てPrince Hotelの逆ウイングだから会場を出てから15分くらい歩いた川沿いにある。「遠いな〜」って言ったら「バカもん、会場の中にあると音がやかましくて魚が弱るだろ!!」だって、ホントかよー。ハワイアンバンドでも入れようかって言ってたくせにぃ。 
 対象魚はやっぱりニジマス(Rainbow Traut)なんで子供でも連れるぞ。あ、去年は少しだけどイワナも泳いでたな。もっともニジマスはガツガツ餌に飛びついてくるから、そいつらを避けてイワナを釣り上げるのはtotoを当てるより難しいと思うぜ。 
---(Casino)--- 
 これぞまさに目が点。一応ロックフェスだぜ、大将は一体どういう事考えてんだろうな。きっと風呂ん中で「釣り堀、カジノ、サーカス、お化け...ムフフ、これで今年は決まりだな」なんてやってるに違いねぇ。 
 詳しくはまだ決まってないみたいだけど、まさかマジで博打やるワケにゃいかねぇから「カジノ風Game Center」みたいなモンだろうなー。で、勝つと苗場大根からフライトチケットまでの景品が当たるらしい。 
 ホンネを言うと、なんだか、ちょっと覗いてみたいよな。 
---(For Kids)--- 
 子供のためのちょっとした遊園地をつくるらしい。これは家族連れには実にうれしいアイデアだよな!!でも、子供が気に入ってそこから動かなくなっちまったら親はシャレになんないかもな。 
 子供が乗れるソーラーカーなんかをやりたいそうだ。以外と大将が喜んで乗ってたりしてな!! 
---(Fujirockers.org Net Cafe)--- 
 正式には決まってないけど、会場のどこかにきっと現れるぜ、ネットカフェ!! オレたちorgのスタッフも日に何度かは寄ると思うので、お気軽に声かけてくれよな。もちろんチャーミングなギャルにはオレから声かけるから、無視したり石を投げたりしないでくれよナ!!! 
---(Pre Festival)--- 
 今年もあるぜ、前夜祭!!苗場音頭で盆踊り、花火大会、シークレットギグにDJ大会。しかも料金はどーーんと無料だ!!花火も去年よりもどんどん派手に打ち上げるみたいだから、これはRockな夏祭りじゃん。FRFのチケ代が高いって言ってる人は、タダの前夜祭に参加して楽しんで気分を紛らわしてくれい。 
 シークレットに誰が出るのかは絶対に口を割らない大将だけど、そのときのムフフ笑いからして今年もなんだか期待できそうだ。 
 去年はTrojans、KEMURI、PEALOUT、Scafull KingとFishboneのメンバーなんかが出演したっけなぁ。 
◆食うぜ!◆ 
---(World Restaurant & Oasis Field)--- 
 会場のあちこちにあるFood And Drink Aria。しかも料金はどの店もホント良心的なんだよ。その辺のお祭りの露店なんかと比べてみたらいい。  なかでも世界の味が楽しめるのがWorld Restaurantだよね。 
 大将の友人ソロモンがやってるエチオピア料理のQueen Sivaではぜひエスニック牛丼を食べてみよう。ミュージシャンがふらっと現れるのが本場Franceのオーガニックワインをお手頃価格で楽しめるSmash Bar!! 
 その他にもおなじみのタイカリー、ケバブ、英国料理、飲茶、うどん、タコス、もち豚、牛串、かき氷、、、と魅力的なお店がたくさん。こりゃあ3日間じゃもの足りないぜ。 
 そして今年は「苗場食堂」がどどーーんとOPEN!!焼魚定食や納豆、味付海苔、味噌汁に温かいごはんはもちろん新潟産のコシヒカリ、、、なんて想像してるとワクワクするぜ!! 
 さらにまだあるぜ。遂に「らあめん横町」が出現するんだそうだ。エゾロックのスタッフが本場の味で迫る北海道の味噌ラーメン、福岡の長浜ラーメン、沖縄そば、、、こいつはえらいこっちゃ。また太るぜ!! 
 しかしオレとしては、尾道ラーメンにところてん、磯辺焼が食いたいんだよな〜。誰か甘味喫茶でもやってくれないかなぁ?? 
◆疲れたぜ!◆ 
---(Open Spa)--- 
 一日中遊び疲れたら、やっぱり日本人はお風呂だよな。しかも温泉がベスト。FRFはその辺りも抜かりはないぜ!! 
 今年からキャンプサイトに「露天風呂」が出来るらしい。男女時間交代制で水着着用だそうだ。ただし、そんなに広くないみたいだし後々の事も考えてシャワーでも浴びてから汚さないように入ろうぜ!!! 
◆寝るぜ!◆ 
---(Camp Site)--- 
 苗場には民宿やペンションが結構あるし、ゴージャスにプリンスホテルって手もあるけど、フェスティバルという非日常空間を目一杯楽しむのに一番うってつけなのがやっぱりテントライフだよな。FRF開催中何泊でも滞在できて2,500円と経済的なのもウレシイぜ。オレなんかは宿代で銭使うくらいならキャンプで金浮かせてBEER何杯飲めるかなぁ、なんて考えちゃうもんね。 
 今年も前日の昼間くらいからキャンプサイトに入場できるらしいので、早めにいい場所をキープしたいなら前日入りがベストだろうな。それに、よほどのベテランでもない限り夜中にテント張るのって難しいんだよな。 
 キャンプチケットはキャンプサイト入り口でWrist Bandに交換する事になるから、入口でアワアワしないように用意しとこうぜ。 
 あと、キャンプサイトで野宿する馬鹿野郎がいるんだけどあれは絶対にマズいぜ。山の天気は女心のように変わりやすいモンなんだ。それに、真夏でも深夜は冷え込むし夜露で上着もビッショビショにやられるぜ。雨でも降ったらひとたまりもない。両親に授かった身の上、大事にしなきゃな!! 
 仲間と一緒にお金出し合ってテント一式買っても毎年使えるし損はしないぜ。夏のシーズンに入る前のこの時期なら比較的安いから狙い目だしな。 
 あとクルマで寝るのもいいとは言えない。特にエンジンやカーステつけっぱなしのヤツはこまわり君なら死刑だよな。バッテリー上がるか下手すりゃガス中毒死だぜ。環境にも悪いし。 
 友人に聞いた話だと、クルマで寝ると目に見えない疲労がたまるモンらしい。帰りに事故るようなマネだけはしねえほうがいいよな。 
 オレ的には、余裕を持って前日入りしたら彼女と一緒にテントおっ立てひとっ風呂浴びてからお手々つないで星を見上げながら前夜祭、という極楽コースをオススメするな。 
◆行くぜ!◆ 
---(Access)--- 
 クルマの場合、東京方面からは関越自動車道の月夜野ICから約45分。北陸方面だと湯沢ICから30分くらいだけど、当然の事ながら全国各地からみんなが到着する朝なんかは渋滞するかも知れないな。 
 駐車券は今年から2人以上乗車で購入できるようになった。でも、その分早めになくなる事は間違いないだろうから、出来るだけ早めにチケットをGETした方が良さそうだ。今年は出演者も豪華なワケだしね。ただし、いつ頃売り切れるか?なんて聞かれても見当がつかないのであしからず。 
 電車が時間も正確で便利だと思うな。上越新幹線で「越後湯沢」Stationまで来れば、FRFチケットで乗れる無料シャトルバスがあるのでそいつを使えば会場手前までスグに来れるよ。 
 基本的な交通については、苗場のHPで調べてみてくれい。 
 他にも、全国から各種Tourもあるらしいので公式ホームページをチェックしてみよう。 
◆来たぜ!!◆ 
---(Main Gate)--- 
 ここでチケットをWrist Bandに交換したらいよいよ入場だ。グッズ売場は会場内にもあるのでここで焦るこたぁないぞ。クーラーボックスやシート、パラソルは持って来てもOK。ただしビンカン類の持ち込みは禁止だぜ。自転車、キックボードでの入場もムリ。 
 毎年開場時にはMain Gate前にWrist Band交換のための長蛇の列が出来るんだよな〜。真夏の日差しの中、確かにこれはシンドイ、、、。 
 ところが今年から新たに前日のWrist Band交換が実現しそうだ。これは実にウレシイNewsだぜ!!!みんなの声が主催者に届いたってことだよな。 
---(Rest Room)--- 
 トイレは増やそうと努力してるそうだ。去年も局地的に凄まじく並ぶトイレがあったな。しかも、空きがあるのにみんなチェックしないでずーっと並んでた時もあったんだよな。やっぱりフェスの間は共同生活みたいなモンだし、「ここ空いてるぜ」って一声かけようや。あと、Main Gate付近のトイレは結構空いてたんだぜ。ちょっと歩くのと延々並ぶのとどっちがいいかは好みの別れるところだけどな。 
---(Weather)--- 
 夏の苗場にはスコールみたいな夕立が来るって、知ってるかい? 去年は初日に小雨がパラついた程度で済んだけど、フェスティバルの前々日までは毎日スゴいのが来てたらしい。以前、橋が流された事もあったそうだ。 
 夕立が来たらほとんどのヤツらはあの格好だとヤバいな。一瞬でやめばいいけど、それでも夜になって気温が下がってくるとあっという間に風邪ひくぜ。そうしたら翌日からのライヴはパーだ。オレもGreen Stageのヘッドライナー観に行くとき冷えてたんで長袖来てた思い出があるなぁ。 
 去年が最高のコンディションだったんで、無意識に今年もそいつを期待してると思うんだよ。「けっこう、快適だったぜ」って言ってた人は多かったもんな。だけど、とにかく山をナメんな、って事だけは肝に銘じた方がいいと思うぜ。 
◆終わるぜ!◆ 
 いや〜、ついつい長くなっちまった。申し訳ない!! 
 とにかく、今回のリニューアルからチョットずつFRF'01の準備を整えて、みんなでいいフェスティバルにしていこうや!!! 
 もちろん、今後も追加情報をどしどし載っけてくので、いろんな意見や声を「Voice BBS」にでも書いてちょうだいな!! 
 あと、メールをくれた人達へ。 
 返事を出してない場合もあったと思う、本当に悪かったね。でも全部ちゃんと読んでるぜ、この場を借りてお礼を言わせて頂きます。 
 ありがとう!!! 
 じゃ、全国の桜が散った頃、またここで会おうぜ。 
 ロケンローーーー!!!!!
 
Reported by ORG-camel  (March 30, 2001)
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