• 出演アーティストを勝手に考える座談会 ~第1弾出演アーティスト発表直前スペシャル!~


    今年で20回目の大台にのる我らがフジロック!フジロックと双璧をなすサマーソニックが第1弾出演アーティストを発表したこともあり、誰がヘッドライナーに抜擢されるのかと皆さんやきもきしていることでしょう。それは我々orgスタッフも同じこと。いてもたってもいられず、スタッフ有志で集まって、勝手に今年の出演アーティストを予想する座談会を開催してしまいました。ヘッドライナーはもちろんのこと、こともあろうか主要ステージのタイムテーブルまで作ってしまうという妄想っぷりを発揮しています。お楽しみください。

    Photo by Munekawa Masami

    Fuji Rock Festival ’15 (Photo by Munekawa Masami)

    座談会メンバーのプロフィールはご覧の通り。

    profile

    フジロック20回目を彩るアーティストは…?

    ─ サマソニには出鼻をくじかれてしまいましたねぇ…

    全員:ほんとに!(笑)

    若林:アンダーワールドはフジロック出演回数も多いし、3月には新譜「バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー」をリリース予定ですから。最有力候補だと思っていましたよ。

    三浦:レディオヘッドも新譜を出すし、プリマヴェーラをはじめとした幾つかの大型フェスにヘッドライナーとして出演予定ですからね。しかも彼らが出演した2012年のフジは過去最高の動員数を記録した年だったから期待大だったんですが。う~ん…

    Paula:コールドプレイもですよ!今年のフジ2日目の23日はシカゴでライヴやるみたい…

    石角:予想しがいがあるってもんです(笑)。

    ─ まずはその年のフジロックのカラーを決定付けるグリーンステージやホワイトステージのヘッドライナー予想をしましょうか。

    若林:フジロック20周年ということでいけば、まずレッチリでしょう。彼ら、2月6日にサンフランシスコでライヴを行ったんですが、そこであの伝説の初回フジロック以来、19年ぶりに“Aeroplane”を演奏してるんですよね。これは…フジ参戦の予告なのか?とか想像しちゃいますよね(笑)。


    Red Hot Chili Peppers – Aeroplane – Live at DirectTv Superbowl Party 2016

    三浦:ニューアルバムの制作も最終段階らしいですしね。ワイナリーで有名なナパ・ヴァレーで開催されるボトルロックでヘッドライナーをやるみたいだし、可能性大です。あまり面白味はないですけど(笑)。

    Photo by Keiko Hirakawa

    Kendrick Lamar
    (Photo by Keiko Hirakawa)

    若林:後、昨年に新作を出したベックとか、ブラー、ビヨークもあり得ます。ベックは今年のガバナーズ・ボールに出演予定です。

    Paula:ガバナーズ・ボールつながりで、カニエ・ウェストはどうでしょう?新作をリリースするみたいですし、2014年に出演を果たせなかったリベンジという意味でも。

    三浦:一度キャンセルした彼が来るかなぁ…。ヒップ・ホップだと、昨年リリースされたベスト・アルバムのひとつとして軒並み各誌をにぎわせているケンドリック・ラマーは可能性高いかと。

    Paula:ケンドリック観たい!

    石角:ケンドリックが出るなら、グッと”今”っぽくなりますよね。

    若林:ケンドリックだと、2013年の凱旋の意味でグリーンよりも音響の良いホワイトで観たい感じですね。

    三浦:では、ホワイトのトリで決定ということで(笑)。

    Photo by Koichi Hanafusa

    Alabama Shakes (Photo by Koichi Hanafusa)

    石角:昨年の話題でいくと、私のイチオシはアラバマ・シェイクスですね。

    全員:観たい!!

    若林: 今年6年ぶりに復活したLCDサウンドシステムは?今年アルバムが出るとの噂ですし、海外ではコーチェラを皮切りにボナルーやプリマヴェーラといったフェスに出演が決定しています。2010年にはフジに出ているし、久しぶりに観たいなぁ。

    年配者が喜ぶアーティストも呼んで!

    Neil Young (Photo by Koichi Hanafusa)

    Neil Young (Photo by Koichi Hanafusa)

    ─ 20周年ならではの往年の超大物がヘッドライナーとして出演してくれないかなぁってのが私の期待なんです。2001年のニール・ヤングや、2004年のルー・リードのような。

    若林:ニール・ヤングはあり得ますね。昨年は大企業のモンサント(*)に抗議するアルバムを出しましたし。主張の激しい内容もさることながら、毎年新作をリリースしているような印象がありますよね。まだまだ衰え知らずのジジイです(笑)。

    * アメリカの多国籍バイオ化学メーカー

    三浦:そうなんですよ!「ロックは若いやつのものだ」なんて巷で言われていますけど、ニール・ヤングしかり、ローリング・ストーンズしかりジジイなわけですから。でもまだまだガンガンに、それこそあの世に行くまでロックしていると。もはやロックは若者向けの音楽じゃない。かつてロックに夢中だった人を戻って来させ、かつ楽しませるフジロックっていうのを考えていかないといけないんだと思います。

    Paula:年配者向けとまではいかないかも知れないけど、ガンズ(・アンド・ローゼズ)は?コーチェラでアクセル、スラッシュ、ダフのラインナップが復活しますよね。

    三浦:フジロックはハードロックやヘヴィ・メタル系が弱いから、ガンズが来てくれる客層に変化が出るし、個人的にはすげぇ嬉しいけど…なさそうだなぁ。アクセルがドタキャンとかしそうだし(笑)。

    石角:ここはAC/DCでしょう!演奏しなくてもいいから。登場してくれるだけで嬉しい(笑)。

    三浦:そしたら俺「アンガス!アンガス!!」って叫びますよ!(笑)。フジでAC/DCだなんて最高。夢ですね…

    Stevie Wonder (Photo by Hiroshi Maeda)

    Stevie Wonder (Photo by Hiroshi Maeda)

    若林:現実的なところだと、スティーヴィー・ワンダーはあり得るかも知れないです。レッチリが出るボトルロックにも出ますし。

    石角:昨年、久々に新作をリリースしたELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)とかね。

    三浦:後はプリンスですね。

    全員:プリンスいい!!

    三浦:昨年出たアルバムは、プリンス流のR&Bやファンクを基調にしながらもEDM層にも響く内容だったので、彼の登場は新しいフジロックを形作ってくれる気がします。老若男女全フジロッカーズに訴えるステージを届けてくれそうです。

    石角:プリンスの前座として岡村ちゃん(岡村靖幸)やスガシカオを観たいなぁ。岡村ちゃんとかプリンスと同じステージに出られるとなると異様なテンションのステージになりそうだ(笑)。

    若林:それはいい流れですね!プリンスクラスのレジェンドなら20回目のフジロックを祝うに申し分なしです。

    全員:ではプリンスはレジェンド枠のヘッドライナーに決定ということで!

    こんな具合に盛り上がり…主要ステージの出演予想リストが出来上がった。

    出演予想リスト

    7/22(金)

    GREEN STAGE
    11:00-12:00 ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA
    12:40-13:30 ソーシャル・ディストーション
    14:10-15:00 くるり
    15:50-16:50 ウィルコ
    17:30-18:30 ザ・イエロー・モンキー
    19:20-20:30 イギー・ポップ
    21:30-23:00 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
    WHITE STAGE
    11:40-12:20 米津玄師
    13:10-14:00 ケムリ
    14:50-15:40 ラッドウィンプス
    16:30-17:20 インペリアル・ステイト・エレクトリック
    18:10-19:00 ラナ・デル・レイ
    20:00-21:00 ブライアン・イーノ
    22:00-23:30 アラバマ・シェイクス
    RED MARQUEE
    11:30-12:10 モーサム・トーンベンダー
    12:40-13:30 ハインズ
    14:00-14:50 イヤーズ&イヤーズ
    15:30-16:20 マイク・スノウ
    17:20-18:10 ミステリー・ジェッツ
    19:20-20:20 ブロック・パーティー
    21:30-22:45 クーラ・シェイカー
    PLANET GROOVE
    23:30-00:30 アルカ
    00:30-1:45 ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー
    1:45-2:45 アンドリュー・ウェザーオール
    2:45-4:00 サージョン
    4:00-5:00 ゴールディー(タイムレスセット)
    FIELD OF HEAVEN
    11:30-12:20 ミスター・アイリッシュ・バスタード
    13:00-13:50 レオン・ブリッジズ
    14:30-15:30 ジュリア・ホルター
    16:10-17:10 加藤登紀子
    18:00-19:10 G・ラヴ&スペシャル・ソース
    20:00-23:00 ボアダムス
    ORANGE COURT
    11:30-12:30 藤島晃一
    13:20-14:20 シャソル
    15:10-16:20 サチモス
    17:10-18:20 ザ・ジャック・ムーブス
    19:10-20:30 “レジェンズ・オブ・ブルーズ” ア・トリビュート・トゥ・BBキング
    21:20-22:20 電気グルーヴ
    オールナイトフジ
    22:20-23:30 デッドビート
    23:30-1:00 ブレイクボット
    1:00-2:15 ディスクロージャー
    2:15-3:30 DJシャドウ
    3:30-4:45 スペシャル・リクエスト
    4:45-6:00 ソフィー

    7/23(土)

    GREEN STAGE
    11:00-11:50 cero
    12:30-13:20 浅井健一
    14:00-14:50 アンドラ・デイ
    15:50-16:50 トラヴィス
    17:30-18:30 岡村靖幸
    19:20-20:30 フローレンス・アンド・ザ・マシーン
    21:30-23:15 プリンス
    23:45-24:45 (スペシャルゲスト枠)エレファントカシマシ
    WHITE STAGE
    11:40-12:20 ワニマ
    13:10-14:40 ジ・インターネット
    14:50-15:40 七尾旅人
    16:30-17:20 スガシカオ
    18:10-19:00 M.I.A.
    20:00-21:00 N.W.A.
    22:00-23:30 ケンドリック・ラマー
    RED MARQUEE
    10:20-11:00 D.A.N.
    11:30-12:10 ディー・エム・エーズ
    12:40-13:30 ケレラ
    14:00-14:50 水曜日のカンパネラ
    15:30-16:20 クリスタル・キャッスルズ
    17:20-18:10 ザ・ネイバーフッド
    19:20-20:20 ウォーペイント
    21:30-22:45 アニマル・コレクティヴ
    TRIBAL CIRCUS
    23:30-1:00 あふりらんぽ
    1:00-2:15 セオ・パリッシュ
    2:15-3:30 DJクラッシュ
    3:30-5:00 フローティング・ポインツ
    FIELD OF HEAVEN
    11:00-11:50 ザ・ブルービーツ
    12:30-13:20 ロットバルトバロン
    14:00-15:00 ハイ・ラマズ
    15:50-16:50 Cocco
    17:30-18:40 ママズ・ガン
    19:30-23:00 ジョン・メイオール
    ORANGE COURT
    11:30-12:30 ムッシュ・ペリネ
    13:20-14:30 ネーネーズ
    15:20-16:20 奇妙礼太郎
    17:10-18:20 イェン・タウン・バンド
    19:10-20:30 ゴーゴー・ペンギン
    21:20-22:50 ROVO

    7/24(日)

    GREEN STAGE
    11:00-11:50 カナブーン
    12:30-13:20 キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン
    14:00-14:50 アジアン・カンフー・ジェネレーション
    15:50-16:50 9mm Parabellum Bullet
    17:30-18:30 テーム・インパラ
    19:20-20:30 メタファイヴ
    21:30-23:00 ビョーク
    23:30-25:30 (クロージング枠)プライマル・スクリーム
    WHITE STAGE
    11:40-12:20 ダヲコ
    13:10-14:00 コートニー・バーネット
    14:50-15:40 スフィアン・スティーヴンス
    16:30-17:20 グライムス
    18:10-19:00 バトルズ
    20:00-21:00 ジャック U
    22:00-23:50 LCDサウンドシステム
    RED MARQUEE
    10:20-11:00 オカモトズ
    11:30-12:10 ドーター
    12:40-13:25 スカイ・フェレイラ
    13:55-14:40 クリープハイプ
    15:10-16:00 ビーチ・ハウス
    16:30-17:20 スワーヴドライヴァー
    18:20-19:20 フランク・オーシャン
    20:30-21:30 ジェイミーXX
    SUNDAY SESSION
    23:00-23:45 ザ・デフトーンズ
    00:00-00:45 キル・ザ・ノイズ
    00:45-2:30 ザードニック
    2:45-3:30 レヴォン・ヴィンセント
    3:30-5:00 カリスマドットコム
    FIELD OF HEAVEN
    12:00-12:50 ネヴァー・ヤング・ビーチ
    13:40-14:30 きのこ帝国
    15:20-16:10 カマシ・ワシントン
    17:00-18:00 サンダーキャット
    19:00-20:30 ハイエイタス・カイヨーテ
    21:30-23:00 キャレキシコ
    ORANGE COURT
    11:30-12:30 ヨギー・ニュー・ウェイヴス
    13:20-14:20 特撮
    15:10-16:10 マヌ・デラーゴ
    17:00-18:10 ACO
    19:00-20:10 メイヴィス・ステイプルズ
    21:00-22:30 渋さ知らズ

    ─ 手前味噌ですが、なかなかに良いリストになったんじゃないですか?

    若林:妄想全開なところも多々ありますが、これが実現したら間違いなくすごい!観たい!!

    三浦:グリーンのヘッドライナー予想はやっぱり難しいですね。プリンス以外は置きにいった感じになっちゃいました。

    若林:US、レジェンド、UKのバランスとか、前後の流れを考慮するとこうなったって感じでしょうか。台風で飛んだ第1回フジロック2日目のヘッドライナーだったグリーン・デイや、ボナルーに出るパール・ジャムなどなど…悩みますねぇ。

    Hi-Standard (Photo by Fujirockers.org)

    Hi-STANDARD (Photo by Fujirockers.org)

    石角:ハイスタ(ハイ・スタンダード)のヘッドライナーもあり得そうです。彼ら、最近よく3人で集まっているみたいで、復活の時とは異なる良いテンションを感じます。悩みますねぇ(笑)

    三浦:スペシャルゲスト枠と、クロージング枠を勝手に復活させているのも最高ですね。去年はクロージングが無くて寂しかった人多かったでしょうから。「え、これで終わり?」みたいな。にしても、プライマルが最終日のクロージングだなんて妄想するだけであがります!

    石角:プリンスの後のエレカシ(エレファントカシマシ)も!単純にみんな「やっぱり宮本はすげぇ!」となるはず(笑)。

    Paula:私の個人的なポイントは、二日目のホワイトのM.I.A.にはじまりN.W.A.を経てケンドリックへの流れですね。N.W.A.復活は完全な妄想(笑)でも、映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のヒットを受けて、全くあり得ないことでもないかなと。

    ROVO (Photo by Koji Chikazawa)

    ROVO (Photo by Koji Chikazawa)

    ─ 石角さん、邦楽勢の予想ポイントを教えてください。

    石角:まず、フジロックと同様に結成20周年を迎えるアーティストを入れたところですね。くるり、アジカンやROVOなど。特にくるりとアジカンはルーキー・ステージからのし上がっていったアクトなので、出る可能性が高いんじゃないかなぁ。それと、復活したイエモン(ザ・イエロー・モンキー)ですね。発表されたツアー日程によると、フジの期間だけはしっかり空いているという。

    三浦:第1回フジロックのリベンジも果たしたいでしょうしね。実現してほしいです。

    石角:後はポストcero的位置づけのヨギー・ニュー・ウェイヴスやサチモスとか、邦楽系フェスではヘッドライナー級のクリープハイプがフジだとどういう受け止め方をされるのかも観てみたいところです。

    ─ 昨年のルーキー勢の中で今年苗場に戻って来そうなのは誰でしょう?

    Paula:D.A.N.がすごくかっこ良かった!今年レッドに再登場するのは彼らじゃないかなぁ。

    石角:テンパレイとオールドローズも可能性高しですよ!更にサバナガンにトールド、タイコ・スーパー・キックスと昨年はほんと粒ぞろいでしたから。誰が選ばれても不思議じゃない。

    Iggy Pop & The Stooges (Photo by mari)

    Iggy Pop & The Stooges (Photo by mari)

    ─ 今年はイギー(・ポップ)も出そうですよね。

    若林:クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムらと作った新譜「ポスト・ポップ・ディプレッション」がもうすぐ出ますからね!めちゃかっこいいとの噂です。

    石角:ボウイ(デヴィッド・ボウイ)つながりということで、ブライアン・イーノにも出ていただいきたい。

    Paula:で、イギーとイーノそれぞれがトリビュートとしてボウイの曲を1曲やるという(笑)

    三浦:イギーはボウイ・プロデュースの曲たくさんありますからねぇ。出演するだけでトリビュートになる。イギーもイーノもフジロック出演歴ありますし、かなり可能性高いんじゃないかと!

    やっぱり復活してほしいオレンジコート!

    Fujirock Festival '15 (Photo by Fujirockers.org)

    Fuji Rock Festival ’15 (Photo by Fujirockers.org)

    ─ このリストのミソはオレンジコートを勝手に復活させたところですよね。

    若林:フジロックにおける多彩な音楽のごった煮感は、あのステージが作っていたようなもんでしたから。昨年、廃止されてほんとに寂しい思いをしました。

    石角:「オレンジコートがなくなったから、フジロックに行きたくなくなった」とか、昨年のフジ開催中も「(広場と化した)あそこを通るのが嫌だ」とかよく耳にしましたからねぇ。

    三浦:フェスは音楽だけじゃないわけだし、出演アーティスト数を絞ってもいいとは思いますが、オレンジコートを廃止するのは違う。オレンジコートで体験してきた「バンドは知らないけど、オレンジコートでやるなら間違いない!」というあの場所へ向かうワクワク感。正しくフジロックを象徴する場所でした。俺はヘブンとのサウンドクラッシュ(音かぶり)なんて気になったこともないけどな。

    Paula:復活してほしいですね!ブライアン・バートンルイスのオールナイトフジも!!

    石角:復活するなら、オレンジコートが出来た年に出演していた電グル(電気グルーヴ)は外せない!伝統の渋さ(渋さ知らズ)の締めも!!

    三浦:あそこで藤島晃一のいなたいスライドギターを聴けたら最高だなぁ…

    若林:ブルーズ・レジェンドもオレンジで観たいです。今年は昨年亡くなったBBキングのトリビュートでバディ・ガイ、ジョン・メイヤー…とか。

    Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

    Fuji Rock Festival ’15 (Photo by Masami Munekawa)

    フジロック20回目をみんなで祝おう!

    ─ 妄想は尽きるところを知らないですねぇ。ここらで締めましょうか(笑)。今年のフジロックに期待するところは?

    石角:フジロックはかつての”ゆるさ”を取り戻してほしいですね。主催者側もお客さんも。ほら、直前でドタキャンしたモリッシーの代打でザ・スミスのコピーバンドが登場したことがあったでしょ(笑)。あのフジだから笑って許された暖かい雰囲気を、みんなで作り直さないといけないんじゃないかなぁ。

    Paula:音楽ももちろん大切だけど、フジロックの良い意味での”無駄”をもっとクローズアップしてほしいかな。ワークショップをもっと多彩にしたり、キッズ・ランドをより本格的なものにしたりとか。日本のフェス文化を先導し培ってきたフジロックだからこそできることだと思うし。

    若林:”冒険精神”たっぷりに、アーティストを招聘してほしいですね。フジロックファン層を年配層と若年層の上下方向に広げていきたいですから。ま、誰が出演しようが間違いなく楽しくなっちゃうのがフジロックなんですけど(笑)。


    言いたい放題に座談会を進めて来ましたが、いかがだったでしょうか。果たして誰が記念すべき20回目を彩るのか!?「SMASH go round 20th Anniversary」との心躍るタイトルは決して我々フジロッカーズを裏切らないはず!第1弾出演アーティストの発表はもう目の前。各地のフジロッカーで集まってはフジロックを肴に酒を酌み交わしワイワイやりつつ、明日11時の発表を待ちましょう!

    文:三浦孝文、石角友香、若林修平、Paula
    スペシャルサンクス:池田信之

Fujirock Express
フジロック会場から最新レポートをお届け

フジロッカーズ・オルグ盤『フジロッカーズの歌』7インチアナログEP

フジロッカーズ・オルグ盤『フジロッカーズの歌』7インチアナログEP

bnr_recruit

bnr_recruit
PAGE TOP
301 Moved Permanently

301

Moved Permanently

The document has been permanently moved.