朝霧JAMのデコレーションに携わる人々インタビュー

朝霧JAMの魅力といえば、フェスティバルの名前に「It’s a beautiful day」とあるように、何と言っても壮大な富士山の眺め。これを見ると、今年も朝霧JAMに来たんだなと実感できます。それに加え、フェスティバルを演出する会場のデコレーションも来た人を楽しませてくれる魅力のひとつ。レインボーステージやムーンシャインステージなどの装飾、カラフルなインフレータブルアートを手がけているのは、フジロックでもお馴染み、Designs in Air。イギリスを拠点にしている彼らを始め、朝霧JAMのために海を超えて来日するのはバンドだけじゃありません。そこで今回は、朝霧JAMのデコレーションに携わる国内外の方々にインタビューをしてきました。

【David Dwight（Designs in Air）】

①何回目？／どこの国から？
5回目／イギリス

②どのエリアを担当？
レインボーステージ、ムーンシャインステージ、カーニバルスター

③朝霧JAMの楽しみは？
古い友達に会えること。

④朝霧JAMについてどう思う？
お客さんがほぼ日本人だから静かで好きだよ。フェスでハメを外して騒ぎ過ぎる国の人もいるからね（笑）。

※様々な国のイベントで活躍するDesigns in Air、Davidは今年、日本の他にアメリカ、カナダ、オーストラリア、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、台湾に行ったのだそう。

【Chris　Calcutt（Designs in Air）】

①何回目？／どこの国から？
5回目／イギリス

②どのエリアを担当？
レインボーステージ、ムーンシャインステージ、カーニバルスター

③朝霧JAMの楽しみは？
友達に会ったり、あとはお客さんを見ること。今年は、キャンプサイトで牛の着ぐるみを来た子が小さな犬を抱いて歩いてるのを見たよ！

④朝霧JAMについてどう思う？
フジロックより、リラックスできるフェスだね。みんなキャンプを楽しんでいるし。ちなみに今年ムーンシャインに新しく作ったイカは、チームのメンバーでアイデアを出し合ってピンクのイカを飾ろうって決めたんだ。

【Frederic Jaskowiak（Designs in Air）】

①何回目？／どこの国から？
1回目＆これが初来日！／フランス

②どのエリアを担当？
レインボーステージ、ムーンシャインステージ、カーニバルスター

③初めての朝霧JAMはどう？
アナザーワールド！富士山の眺めがとっても綺麗で感動したよ。富士山の上に星が縦に3つ並んでいる光景も見たんだ。とてもラッキーだったよ。それから、みんな親切ですごく優しいね。来年もまたここに戻って来たいよ。

④初めての日本はどう？
びっくりすることが起きたんだ！なんと1週間で体重が10キロ以上も減ったんだよ。もちろん特別なことは何もしてない。フランスと比べて食べ物がヘルシーでカロリーが低いからだと思う。あとは仕事で体力を使ったからかな。家に帰ったら子供達にパパじゃない！って言われるかもね（笑）。

【Mr.Wim】

①何回目？／どこの国から？
5回目／イギリス

②どのエリアを担当？
カーニバルスター（今年はドッグランのデコレーションも）

③朝霧JAMの楽しみは？
綺麗な景色！ピースフルな空間。今年は準備期間中ずっと天気が良くて、ダイヤモンド富士をほぼ4回見たよ！（“ほぼ”っていうのは、1回はちょっと寝坊したけど、朝日は見たからね。笑）。それから、いつものように日曜の朝、カーニバルスターでブレックファーストDJをすること。来年はレインボーステージで朝にDJをやってみたいね（笑）。マサ（日高氏）に聞いてみるよ（笑）。

④朝霧JAMについてどう思う？
お客さんがとてもピースフル。あとは、フジロックより仕事がハードじゃないからリラックスできるね。

【HAYATO HOLHY HORI】

①何回目？／どこの国から？
3回目／日本

②どのエリアを担当？
レインボーステージ（PAの後方でライブペインティング）

③朝霧JAMの楽しみは？
気持ちいい気候。ゆっくりキャンプができて、美味しいご飯を食べて、良い音楽が聴けること。もちろん、ライブペインティングも！朝霧JAMは自然に囲まれているから、会場の近くでキツネやフクロウを見かけたりして、そういうモチーフを絵にも取り入れて描いてみようと思いました。

④朝霧JAMについてどう思う？
子供から大人まで誰が来ても楽しめるフェス。絵を描いていると自然に子ども達がたくさん集まってきて（色に反応しているみたい）、子連れで参加するお客さんが増えてきたなと思いました。

【Mao　Simmons】

①何回目？／どこの国から？
3回目／日本

②どのエリアを担当？
ふもとっぱらの奥にあるピーターパン・カフェ

③朝霧JAMの楽しみは？
富士山。早朝にキャンドル・ジュンさんと、よし今から準備を始めようっていう時、富士山から昇る朝日があまりに綺麗なので二人で30分くらいずっと眺めていました（笑）。それから、朝霧はゆったりとした時間が流れているところが好きですね。ピーターパン・カフェのエリアでBGMを流しているのですが、今年は曲をセレクトするDJに来てもらって今までとは違う音楽を流す試みをやってみました。

④朝霧JAMについてどう思う？
朝霧ならではの、この温度が続いてほしいです。例えば、ラインアップを見ただけでも「これは朝霧だな」ってわかるように。

写真：安江正実、宗川真己、Takanobu Shiga