朝霧JAM2015キャンプごはん調査
- 2015/11/04 ● from fujirockers.org
今年の朝霧JAMでのフェスご飯事情を調べてまいりました!キャンプインフェスとしても楽しめる朝霧の魅力をドーンとお届けいたします。おいしそうなフェス飯、キャンプ飯がならびました。
Q1.今年の朝霧JAMでは何を作りましたか?
鍋
0℃近くまで下がるといわれている朝霧JAM。冷え込む夜にやっぱり食べたいのは湯気がでるもの。ということで特に多く挙げられていたのが鍋。しょうゆベース味のオーソドックスなものから、豆乳鍋を作ったという声も多く聞きました。残ったスープで雑炊にリメイクという技も使えますね。
おでん
鍋同様多く挙げられていたのがおでん。コンビニやスーパーで真空パックになっているものを持ってきている方が多かったですが、なかには鰹と昆布で出汁をとって自家製スープを持ってくるこだわり派も。日持ちするのでオーバーナイト組に特に人気でした。
BBQ
汁物勢優勢の中、多くの方がやっていたのがキャンプ定番のBBQ。肉野菜はもちろん、季節柄秋刀魚を焼いている方も多かったです。余った具材は鍋に投入するなど、材料が使いまわせるのも良いですね。
そのほかのメニュー:アヒージョ、ホットサンド、ラスク、ホットワイン、スペアリブ、富士宮やきそば、オイルフォンデュ、ブラウンシチュー、タンドリーチキン、手作りベーコン、チーズフォンデュ、アクアパッツァ、鶏とキャベツのトマト煮、炊き込みご飯、レッドカレー、チキンマーマレードなど・・・。
Q2.オススメの調理器具を教えてください。
蒸し器
100均で売られている蒸し器が、安くて小さくてかわいくて便利!肉まんも美味しく蒸すことができます。写真のブロッコリーはチーズフォンデュ用に蒸しているそう。
岩谷産業 カセットフーマーベラス
ふたがついているカセットコンロで持ち運びが便利です。風が吹いているときには風除けにもなるんですよ。そしてなによりカラフルでかわいい!普段家で鍋をするときにも使えて重宝しています。
BioLite
木の枝を燃やして焚き火をし、その熱により発電もできるというBioLite。専用の鉄板を買えばBBQも可能。つまりこれがあれば、調理とスマホの充電、焚き火とスマホの充電が同時できてしまう、なんとも画期的なアイテム。
http://www.biolitestove.jp/
Q3.キャンプごはんの醍醐味を教えてください
・普段の料理するのは女性だけだけど、キャンプだと火をおこしたり男性の役割もあって共同で作業できるのが嬉しい!
・大人数の分量で調理するからいつもより美味しい気がする
・外でみんなでわいわい食べるのが楽しい
・水がなかったり、火を起こさなければならなかったり・・・、普段味わえない不便さを逆に楽しんでいます
・自然に感謝する気持ちになります
取材中に出会ったキャンプの達人
スノーピーク社員もイチオシ、用途にあわせ替えられるキッチン台
ジューっとおいしそうな揚げ物の音を響かせながら、食パンを揚げてラスクを作っているところを伺いました。
広々とした大型タープもキッチン台もスノーピークでそろえて素敵だなーなんて話をしていたら、なんとスノーピークの社員さんでした。テーブルのフレームの中身は用途に合わせて、調理台にしたり、ガスコンロに変えられるという優れもの。キャンプ料理好きにとっては、心躍るアイテムなのです。ちなみにスノーピークの本社には一般の方も利用できるキャンプ場もあり、製品もレンタルしているのですよ。
ラスクの横にあるのは昨晩作ったというきのこのアヒージョ。翌朝にホットサンドの具材にするためにとっておいたそう。普段より食材や調理器具が制限されるキャンプでのこういうリメイク術は大事ですよね。
建設会社勤務でつくった焚き火台も置けるテーブル
24名ものの大所帯、その名も「鉄骨グラブ」ご一行様は建設会社勤務の仲間が集まっているのだとか。建設会社というだけあって、自作のキャンプアイテムも。焚き火台を置くスペースがあるというテーブルには、さりげなく「鉄骨グラブ」のロゴも入っているところも素敵ですが、ちろん持ち運びしやすいようコンパクトに分解できて実用的。
今年のメイン料理であるおでんにあわせてお店仕様にメニューの札を作るというにくい演出も。お言葉に甘えて一皿いただきましたが、自家製の出汁が濃厚でたいっへん美味しかったです。
娘と息子が結婚したんです!ベテランキャンパー3世帯
初日の夕方、カラフルなテントやタープが建ち並ぶも、人がまばらなふもとっぱらキャンプ場。そんな中、美味しいそうな気配がする煙があがっており、話を聞いてきました。煙の正体は燻製。自作の燻製器にて、事前に塩付けした豚肉を使用した自家製ベーコンが出来上がったところでした。ホワイトガソリンを使用した二口ガスコンロで作っていたのはブラウンシチュー、さらに鶏肉とねぎを串に刺して自家製焼き鳥・・・と着々と夕食の準備が進められていました。
朝霧JAMには少し珍しい、父母世代のご夫婦。聞くところによると、こちらのご夫婦のお子さんたちが結婚されて、おふたかたの両親、つまり三世帯で朝霧JAMに来たのだとか。お子さん夫婦はちょうどステージを見に行っているところだそう。家族連れお客さんは多いですが、親戚揃ってというのはなんともうらやましい組み合わせ。これからお孫さんも連れて・・・なんてさらに楽しみが広がりますね。
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