CAMPERへの道
- 2015/05/20 ● from fujirockers.org
フジロックのチケットを買った!次は宿だ!あれ?民宿全部いっぱいじゃん。どうすんだよおれ!! って人。キャンプですよ。フジロックには広大なキャンプサイトがあります。どの宿よりも会場に近いのがこのキャンプサイト。ここに泊まることができれば、一番快適なはずなんです。確かに容易ではありません。しかし少しのコツさえ掴めば、快適に過ごせます。ここでは、快適に過ごすためのちょっとしたコツを紹介いたします。
苗場の山は斜面だらけ!?
冒頭で書いた通り、フジロックのキャンプは容易ではありません。その理由のひとつは、斜面だらけなこと。本来、スキー場として使用されている場所がフジロック期間中は、キャンプサイトとして解放されます。そのため、平坦な部分は少なく大半が斜面になります。また当日はその少ない平野を確保するため、キャンプサイトオープンの24時間前から、リストバンド交換所に列ができるほど。フジロックキャンパーはこの場所取りに命をかけるわけですね。それぐらい希少な場所なのです。
とはいえ、探せば平野はあるもので、写真のように、斜面をぐんぐん登っていけばいきなり開けた場所に遭遇することも。どうしても平野にテントを張りたいのであれば、あきらめずに探してみましょう。あなただけの穴場が見つかるかも。
斜面だろうが近い場所に張りたい
斜面?そんなもの関係ない。とにかく近場が良いんだ!テントなんて寝られればそれでいいのだ!なんて人のために、斜面にテントを張るときのちょっとしたコツをご紹介します。テントの形状により、若干の違いはありますが、もし今年斜面にテントを張ることになったら、試してみてください。少しでも役に立てば幸いです。
①出口は上側に!
斜面に対して出口が上側になるように設置します。入るときに下から這い上がるように入るより、上から滑り込むように入った方が楽ですよね。
②ペグをしっかり打つ
当たり前のことのようで見落としがちのペグ打ち。打つのはもちろんですが、ペグにかかる紐のテンションに対して反発するように打ち込みます。ペグはしっかり奥まで打ち込みます。
③フライシートをかけ、しっかり固定する
フライシートをかけたら、テントについている紐など全てをしっかりペグで打って固定します。近くに木などがあったら、それにくくって固定するのも良いですね。
おしゃれなテントが僕のだよ
さぁテントが無事張れたところで、ふと周りを見渡すとカラフルなテントばかり。遠目で見ればカラフルでも近くに行くと、意外と同じようなテントがたくさん張ってあります。夜暗くなってから、いざテントに戻ると、どれがどれだかわからない。結局野宿! なんてことも少なくないようです。テントを張り終わったら目印を忘れずに!
いかがでしたでしょうか。単純なことのようで忘れがちなことをまとめてみました。まだまだコツはたくさんあります。この「CAMPERへの道」では、さまざまな観点から記事にしていこうと思いますので、乞うご期待!
Photo by 近澤 幸司(1枚目)/ 森空(2枚目)/ 北村 勇祐(3、4、5、6、7枚目)/ 八尾 武志(8、9枚目)