• フジロック2014、新旧ジャンルレスの第一弾アーティスト27組を発表


    元旦、フジロックのホームページにて、「開催決定!!」のアナウンス。それから海外主要フェスやサマーソニックなどの発表がどんどん出てきて、フジロッカーズの皆様は今日この日まで、さまざまな情報を血眼になって集めていたと思います。蠢く春とはよく言ったもの。早割の1st、2ndチャンスも終わり、とうとう始まりますよ。2014年のフジロックが!!

    jackjohnson

    ヘッドライナーには、カニエ・ウェスト、ジャック・ジョンソン

    まずは第一弾発表アーティスト一覧をご覧ください。
    KANYE WEST
    JACK JOHNSON
    FRANZ FERDINAND
    BASEMENT JAXX
    MANIC STREET PREACHERS
    THE BLOODY BEETROOTS LIVE / BOMBAY BICYCLE CLUB / CLAUDE VONSTROKE
    DARKSIDE / DUBFIRE / FANFARE CIOCARLIA / GARLAND JEFFREYS
    JOHN BUTLER TRIO / JONATHAN WILSON / JUNGLE / LONDON GRAMMAR / moe.
    NARASIRATO / PARQUET COURTS / PHIL LESH & THE TERRAPIN FAMILY BAND
    PRESERVATION HALL JAZZ BAND / THE QEMISTS / SBTRKT
    THE SKATALITES / THE STRYPES
    SYL JOHNSON, BOBBY RUSH & LAVELLE WHITE SOUL MUSIC LEGENDS
    THE WATERBOYS      ( アルファベット順 27アーティスト)

    ヒップホップ好きなら知らない人はいないだろう、カニエ・ウェストがついに苗場に降り立ちます。しかもヘッドライナーとして。さまざまな情報が飛びかっておりましたが、この人を予想していた人は少なかったことでしょう。アメリカ否、世界が誇るこの天才が作り出すサウンドを苗場の大自然で堪能できるチャンスです。そしてもう一人のヘッドライナーは、ジャック・ジョンソン。2004年のフィールド・オブ・ヘブンでトリを務めた彼が10年ぶりにフジロックに帰ってきます。来日公演はすべて即日ソールドアウトという、日本でも絶大の人気を誇る彼は、どういうアクトを見せてくれるのか。公式発表にもありますが、同じアメリカ勢でも両極端とも言えるジャンルのこの二人。機械的なサウンドでちょっと悪そうに過ごすもよし、オーガニックでピースフルに過ごすもよし、悪そうにピースフルでもいいじゃないか!一流の音楽を体に吸収しちゃいましょう。

    ホワイトトリ? グリーントリ前?

    ヘッドライナーも去ることながら、気になるのが次に並ぶこのラインナップ。来日ツアーも大成功をおさめたフランツ・フェルディナンド。2009年にフジロックでは、ヘッドライナーとして登場し、グリーンステージを巨大なダンスフロアと化させました。あの興奮も記憶に新しいですが、それを超えるアクトがまた今年も実現されます。そしてダンスフロアと言えばベースメント・ジャックス。こちらも2009年クロージングアクトとして出演しています。2009年ではゲストヴォーカルを多数迎え、有終の美を飾りましたが、今年はどんなステージになるのか!そして13年ぶりに登場、マニック・ストリート・プリーチャーズ。歴史が深いマニックス。だからこそ見ることができるその重み、本物のロックを見逃す術はありません。

    フジロックに馴染みの深い顔ぶれも

    先日ニューアルバムを出したばっかりのジョン・バトラー・トリオ。前回出演時、グリーンステージでは、オーガニックで壮大な世界感を作り出してくれました。ニューアルバムも12弦ギターがきれいなサウンドを奏でています。大自然で音に埋もれたい!そしてモー。これはもうきっとヘブンですよ。ヘブンで長尺のジャムに浸れるのです。ナラシラトでは大地のリズムを、スカタライツでは、究極のスカを。この文章を書いているだけで、心が踊ってきます。そして過去フジロックで見た記憶が、どんどんよみがえってくるのです。ああ、なんて幸せなんだ。

    新旧問わず、ジャンルレスのフジロック、2014も健在

    UKで人気絶頂のギターポップグループ、ボンベイ・バイシクル・クラブや、全英チャートで上位に食い込むエレクトロニカバンド、ロンドン・グラマーなどの期待の新人が名を連ねるのも、フジロックならではの光景。そして空前のロックンロールブームの中、突如現れ、その中核を担うザ・ストライプス。去年の朝霧ジャムに続いて、聖地苗場にもついに登場です。そして特筆すべきは、ジャム界の伝説、グレイトフル・デッドのベーシストとして知られるフィル・レッシュがテラッピン・ファミリー・バンドを引き連れて苗場にやってきます。デッドヘッズの皆様。苗場に集まる時です。全員集合です。そしてジャム繋がりでジョナサン・ウィルソンも参戦。この方を調べるとグレイトフル・デッドや、フリート・ウッド・マックの文字が出てきます。日本ではまだあまり知られていないようですが、これは予習の価値ありです。それに加えてモーも居ますからね。今年はヘブンが眠らないというか、眠れませんよ、これは。

    世界中のすばらしい音楽が集まる日本唯一の祭典

    テンションが上がりすぎて、このような表題をつけてしまいました。しかし、過言では無いと思うのです。上述したアーティストの他にも、ブルース、ソウルの生きる伝説、シル・ジョンスン、ボビー・ラッシュ、ラヴェル・ホワイトのスーパーバンドや、ニューオーリンズにあるコンサートホール、プリザベーション・ホールで演奏しているレギュラーバンドのプリザベーション・ホール・ジャズ・バンドなどと、フジロックでしか見られないようなバンドも数多く発表されています。

    ワールドミュージック、ロック、ソウル、ジャズ、ファンク、パンク、ヒップホップ、エレクトロニカなど、すべてのジャンルの気鋭のミュージシャンたちが、一同に会す祭典なのです。まだこれから約180組のアーティストが発表される予定です。そしていつも一筋縄ではいかない布陣、一体今年はどんな隠し球があるのか。期待して次回発表を待ちましょう。

    写真:平川啓子

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