• 「より多くの人が楽しめるフェスへ」|朝霧JAM主催者インタビュー 多様化する参加スタイルと新エリアの魅力に迫る


    朝霧JAMまで残り2週間を切りましたが、準備の進み具合はいかがでしょうか。今回は立ち上げから現在にいたるまで朝霧JAMを統括している実行委員会の石飛智紹さんにインタビュー。初心者やソロ参加など多様なニーズに対応した新しい朝霧JAMの楽しみ方と、注目の新エリア「パーク&キャンプ場」についても詳しく伺いました。さらに、信頼度120%、石飛氏おすすめの朝霧JAMの過ごし方など、盛りだくさんの内容でお送りします!

    Photo By MASAHIRO SAITO

    Photo By MASAHIRO SAITO

    キャンプ初心者でも大歓迎! 進化する朝霧JAMの魅力に迫る

    ─ これまでは車をとめて、えっちらおっちらキャンプ道具などを運ぶのが朝霧JAMのオサだなんていう心意気の人も多かったのですが、なんと今や、おひとり様向けバスツアーやレンタルテント、ホテル宿泊プランまであるんですね

    石飛:最初の頃は“仲間を誘って、テントを積んで、車でこいよ朝霧JAM”なんていうキャッチフレーズがあったくらいのオール・キャンプイン・フェスとしてスタートしましたが、今や免許や車を持ち合わせていない人も多いし、もっと気軽に来て観て楽しんでもらえるようにさまざまな参加の仕方をサポートしています。

    Photo Byリン(YLC Photography)

    Photo Byリン(YLC Photography)

    石飛:シャトルバスやツアーバスを含め、1日だけでも参加できるようなパッケージも組んでいます。また、レンタルテントの需要も年々増えていて、これに対応する形でサービスを拡充してきました。 キャンプやグループでの参加が主流だった朝霧JAMですが、多様化する時代に合わせて、1人でも、キャンプグッズがなくても楽しめる環境づくりを進めています。

    バスツアーやレンタルテント、ホテル宿泊プラン
    *首都圏(新宿・上野・横浜・大宮)発着や最寄駅(新幹線・新富士駅、東海道線・富士駅)発着で、会場内のバス乗降場まで直行の便利なバスツアーがあります。
    *その他にも交通手段・ルート別で選べる宿泊プランとして、電車をご利用の方向けに「新富士駅」「富士駅」周辺ホテルプランや会場からの送迎付き「富士宮市内」温泉宿泊プランまで充実しています。
    *事前に設置、返却・撤収なしで気軽にらくらく レンタルテントプランも今年大幅に拡幅しています。
    ・場内キャンプサイト(A) 2名用 (1泊2日)
    ・場内キャンプサイト(B) 2名用・3〜4名用 (2泊3日)
    これらは全て朝霧JAMオフィシャルツアーセンターで取り扱っていますのでご確認ください。
    受付は10/7(月)正午まで。
    https://www3.collaborationtours.com/asagiri/

    ─ 1日券の復活?

    石飛:本来は2泊3日でたっぷりと音楽とキャンプを楽しんでいただきたいのですがコロナ禍の時期はそれらが叶わない時もありました。ですからコロナ禍以降は1日券も販売しています。タイムテーブルを注視しながら1日だけでも参加してもらえれば、富士山とコラボする朝霧JAMの醍醐味を味わっていただけるかと思います。

    <駐車券+入場券のセット販売>

    場内駐車場
    5枚 ¥125,000 (お一人様あたり ¥25,000)
    4枚 ¥108,000 (お一人様あたり ¥27,000)
    3枚 ¥90,000 (お一人様あたり ¥30,000)
    2枚 ¥65,000 (お一人様あたり ¥32,500)

    ふもとっぱら パーク&キャンプ駐車場
    5枚 ¥115,000 (お一人様あたり ¥23,000)
    4枚 ¥100,000 (お一人様あたり ¥25,000)
    3枚 ¥87,000 (お一人様あたり ¥29,000)
    2枚 ¥62,000 (お一人様あたり ¥31,000)

    場外 パーク&キャンプ駐車場
    5枚 ¥105,000 (お一人様あたり ¥21,000)
    4枚 ¥92,000 (お一人様あたり ¥23,000)
    3枚 ¥82,500 (お一人様あたり ¥27,500)
    2枚 ¥58,000 (お一人様あたり ¥29,000)

    場外駐車場
    5枚 ¥100,000 (お一人様あたり ¥20,000)
    4枚 ¥86,000 (お一人様あたり ¥21,500)
    3枚 ¥78,000 (お一人様あたり ¥26,000)
    2枚 ¥55,000 (お一人様あたり ¥27,500)

    場外駐車場
    
<1日券>

    5枚 ¥75,000 (お一人様あたり ¥15,000)
    4枚 ¥64,000 (お一人様あたり ¥16,000)
    3枚 ¥49,500 (お一人様あたり ¥16,500)
    2枚 ¥35,000 (お一人様あたり ¥17,500)

    <入場券のみ>

    入場券
    2日通し券 ¥25,000 (お一人様 / 税込) ※キャンプ利用を含む
    1日券 ¥15,000 (お一人様 / 税込) ※キャンプ利用不可

    Under18_2日通し券 ¥8,000 (お一人様 / 税込) ※キャンプ利用を含む
    Under18_1日券 ¥5,000 (お一人様 / 税込) ※キャンプ利用不可

    詳細は必ず公式サイトをご確認ください。
    https://asagirijam.jp/ticket/

    富士山を存分に楽しむ新エリア『パーク&キャンプ場』で朝霧の自然を満喫しよう

    ─ ここからは朝霧の新エリアについて聞いていきたいんですが、このパーク&キャンプ場という言い方はこれまでもしていましたか?

    引用:https://asagirijam.jp/camp/#camping

    引用:https://asagirijam.jp/camp/#camping

    石飛:はい。今年はちょっとそれが目立つとは思うのですが、昨年までは、ふもとっぱらを全面貸し切らせてもらってオートキャンプの他にパーク&キャンプや場外駐車場としても使っていました。今年は区画ごとの面積を広く使うオートキャンプはなくして、駐車して、すぐそばの草原に荷物を運んで、ある程度広くゆったりとキャンプをしましょう!というパーク&キャンプを推奨しています。でもこの券種は昔からあるんです。

    ─ オートキャンプ券でないものがそれだったんですね。

    石飛:そうなんです。それと、ふもとっぱらには一般のキャンプのお客さんもいるんですよ。

    ─ あれ?例年もそうでしたか?

    石飛:いえ、今年からです。やっぱり、ふもとっぱらも人気だし、この3連休に一般のキャンパーの方も楽しみたいという声もあって。我々だけで貸し切るのはどうかなっていう意見もあったんです。そういうのもありお互いシェアして使いましょうと。

    ─ ということは、今年はオートキャンプがないんですね?

    石飛:注意書きっていうか、冒頭に書いてありますよ。オートキャンプはありませんって。

    ─ 見ないようにしていたかもしれません……(笑)

    石飛:オートキャンプの良さはもちろんわかっているんだけど、そんなに苦労させる設計にはしていないです。駐車場からキャンプサイトまでの距離は極力縮めています。例えば、場内駐車場からキャンプサイトAには1分くらいで行けるでしょ?そういう環境。

    ─ 違うんですよ石飛さん!キャンプサイトAは、そもそもキャンプするつもりで行ってないんですよ。テントを張るだけ。だから荷物が少ないんです。だけどキャンプサイトBに行く場合は死ぬほど持ってくんで、あれは苦行になります

    石飛:わかっていますよ(笑)。だから、なるべく荷物を運ぶ距離は短くなるように設計したのがパーク&キャンプなんです。

    ─ ふもとっぱらにある、CANDLE JUNEさんのところは、一般のお客さんも入れるんですか?

    石飛:はい。利用できますよ。

    ─ ふもとっぱらの範囲が狭くなるとすると、チケットは早めに売り切れちゃいそうですね。

    石飛:そうなんです。だから面積が少なくなった分、別に場外駐車場を作りました。MAPを見てほしいんですが、前はふもとっぱらのグレーの部分が例年の場外駐車場だったわけですよ。今年はその場外駐車場を国道沿いに移して、ふもとっぱらの利用面積をなるべく広げました。

    ─ ふもとっぱらの会場から見て、手前側を使うってことですね。

    石飛:そうね。シャトルバス乗り場までのの距離は短くなります。

    ─ ふもとっぱらの施設は、奥の方にありますが、そこも使えるんですか?

    石飛:一部使えます。シャワーとかお手洗いとか。一般の方と併用になります。

    ─ もう一つの新エリア、場外パーク&キャンプ場はどんな場所になるんでしょうか?

    石飛:朝霧高原 牛”で検索すると出てくる写真があるんだけど、その景色が見れる場所。ザ・朝霧!という感じの景色が堪能できて、とても気持ちの良い場所です。

    引用:https://asagirijam.jp/camp/

    引用:https://asagirijam.jp/camp/

    朝霧JAMを120%楽しむために!石飛さんのおすすめの過ごし方とは

    Photo Byリン(YLC Photography)

    Photo Byリン(YLC Photography)

    石飛:会場は10時開場なので、それに合わせて少し前に到着するのが理想的ですね。 到着したら、まずはRAINBOW STAGEでビールを。お供にはもちろん朝霧食堂のぐるぐるウインナー。初日はKIASMOS、CORNELIUS、CARIBOUの流れが特に楽しみです。実は、いとうせいこうis the poet with小泉今日子のリハーサルを先日見てきたのですが、すごく良かったですよ。これも見逃せないアクトです。 夜は、終バスに乗る前に会場内でたらふくごはんを食べる。朝霧JAMの飲食ブースはステージを囲むように設置されているので、並びながら、食べながらライブを楽しむことができます。次の日の早朝は、パーク&キャンプ場でコーヒーを飲みながら、富士山と朝焼けそして日の出を見届けるのが最高のスタート。RAINBOW STAGEに戻り、朝ごはんをさらっと食べてから、10時からのラジオ体操に参加しましょう。MOON SHINE STAGEで行われているいろいろなワークショップもおすすめです。そしてサウナ、少し遠いけれど、ぜひ体験しにきてほしい。やっぱり屋外のサウナは気持ちいいですからね。事前予約ができるので、タイムテーブルと比較して、あらかじめその時間帯のチケットを入手するのが良いと思います。明るくなったら起きる、暗くなったら寝るというふうに自然のリズムに合わせて、2日間を過ごすっていうのが1番いい過ごし方じゃないかな。但しライブは見損ねないようにね。

    いかがでしたでしょうか?石飛さんのお話を伺い、朝霧JAMへの期待に胸を膨らませながら準備を進めています。暑さが少しずつ和らぎ、過ごしやすくなって嬉しい反面、風邪をひきやすい時期でもありますので、開催日まで健やかにお過ごしください!

    聞き手:丸山亮平
    Text:コッシー

    朝霧JAM 2024 – It’s a beautiful day

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    2024年10月12日(土) 13日(日)
    富士山麓 朝霧アリーナ

    ▼公式サイト
    https://asagirijam.jp

    ▼チケット
    https://eplus.jp/asagiri/

    ▼オフィシャルツアー
    https://www3.collaborationtours.com/asagiri/

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