私の初フジロックロス、都心でフジロックの疑似体験ができるかを検証!!!
- 2024/09/01 ● from fujirockers.org, Podcast
フジロックが終わり1か月も経っていませんが、フジロックロスに悩まされている人は多いのではないでしょうか?あの大自然の中で音楽を浴びながら人と出会い、非日常の幸福感を味わえることはそうそうないですよね。思い出すだけで口元が緩みます。私は今年2024年のフジロックが初参加だったため、フジロックロスも初体験です…。いやー辛いですね。辛い辛い、早く来年のフジロックになってほしいです。どうにかして気を紛らわせたいです。そうだ!!思い切って1日都心で音楽を楽しむことで、フジロックの疑似体験ができるのではないのでしょうか?思いついたら行動するのみです。2024年8月19日(月)、場所は渋谷駅周辺で検証してきました!
フジロックを思い出すタワーレコード
12時前に渋谷駅に到着し、まず向かうのはタワーレコード渋谷店。タワーレコードと言えば、フジロックに馴染み深いですよね。前夜祭でタワーレコードのマスクを被ったタワーマスクがタオルを投げまくる姿を鮮明に思い出します。「来年はタワレコのギフト券を当てたいな…無理かな…」なんてそんなことを思いながら、タワーレコード渋谷店に到着です。
1日をここで過ごせてしまうのでは無いかとさえ思う大きさです。今回は2024年2月にリニューアルした6階の「TOWER VINYL」を満喫することにしました。店内は高音質の音楽が流れているだけでなく、何を流しているかもモニターで表示されているため、調べなくて済み、非常にありがたいです。じっくりと端からレコードを見ていると、レコードが出ているとも知らなかったLoopselのÖga for Ögaが置いてあり大興奮!!Loopselにここで出会えるとは!!嬉しすぎます。即購入。このような感じで(おそらく)レアなレコードからメジャーなレコードまで幅広く取り揃えてあるのが魅力的です!
パルコ地下1階、MUSIC CAFÉとGANBAN
次に向かったのは渋谷パルコの地下1階「music café & bar quattro labo」。お腹も空いたので、ここでランチをとることにしました。こちらのお店もレコードを流しているので、音楽と共に食事を楽しめます。ランチプレートはボリューム感たっぷりなのに税込1,000円でリーズナブル!!
食後に同施設の同じ階を歩いていると、フジロック・オフィシャルショップのGAN-BANを発見しました!!ゴンちゃんもいます!もちろん、吸い込まれるように入店!(笑)GAN-BANは東京のプチフジロックブースといっても過言ではないでしょう!コンパクトな店構えですがフジロックのグッズが取り揃えられており、フジロックロスにとっては天国です!!フジロック当日は金欠過ぎて買えなかったグッズを購入しました!
フジロックとは何だったかを問い直すことに
GAN-BANのあとにもう一軒ミュージックカフェに足を運びましたが、フジロックの疑似体験ができていないですね。なんだか、違いますね…。渋谷でライブに足を運ぶとしても大体夕方からになりますので、ストリートミュージックが存在しない限り、夜までレコード屋巡りや音楽が聴けるカフェ巡り以外することが全く思いつきません。あれ!!もしかして!!行動を音楽に限定すると、フジロックとはかけ離れたことをしてしまうのではないのでしょうか?ここで大事なことを思い出しました!フジロックは音楽だけではなかったですよね!もっとアートやアクティビティがありましたよね。ということで、音楽の縛りをサッパリやめて、Tシャツのデザインの展示や、置き物の展示など気になるところをまわるプランを変更しました!ついでに、興味のある監督の映画がちょうど上映していたので、鑑賞しました。映画はフジロック疑似体験にちょっと無理があったかも…と思っていたところ、なんとアウトドア・シアター「富士映劇」という企画があるのですか!?フジロックの先輩から聞きました。フジロックでも映画を上映していたのですね!知りませんでした…。来年はフジロックでも映画を見てみたいです!
生演奏を聴ける喜び
夜はSHIBUYA CLUB QUATTROにて、トリプルファイヤーのアルティメットパーティー11に!
やはりフェスの重大要素と思われる生演奏を1日通して求めていたため「ようやく聴ける!」と胸を高鳴らせながら会場で待機していました。ボーカル吉田の「変なおっさんになる〜」の第一声で私を含め会場は笑みが溢れます。トリプルファイヤーの力の抜けた吉田とポーカーフェイスの楽器隊という演奏スタイルがたまらないですね。「音楽×お笑い」という他にはない独特な世界を生み出しているように感じます!トリプルファイヤ―に対する愛は無限に書けるのですが、記事の趣旨とだいぶ逸れてしまうため、ここまでにしておきましょう。彼らは2017年のフジロックに苗場食堂で出演しているそうで、今後の活躍も楽しみですね!!こちらのライブが終了し、フジロック疑似体験の検証も終了です!
検証結果
都心でフジロックの疑似体験は…一言で言うならば、無理です!!お盆明けの平日という条件もあってこの結果に繋がったかもしれませんが、他の日でも無理だったと思います。もちろん、人々が作り上げた作品、文化に触れるということであれば十分満喫できます!!フジロックという、あのお祭り空間、1日中生音を聴ける状態はそうそう体験できるものではないですね。考えてみれば、そもそも「フェスティバル」というものを1人で疑似体験しようと思うこと自体無茶でした。「できるかもしれない」と思っていた自分の想像力の無さが恥ずかしい限りです。しかし今回の検証は、これはこれで楽しかったので、定期的にこのような1日遊ぶ日を設けるのもいいと思います。新たな文化体験をするに越したことはありません!なので、決めました!これからも引き続き自分の知らない文化に触れたり、他のフェスにも参加したりして、自分自身もパワーアップした姿で来年のフジロックを迎えたいと思います!!
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Text & Photo by こっこ