• フジロスと食欲の秋、自力で家を苗場にするアゲイン。再現&お取り寄せでフジメシを堪能する。


    □ハイジカレー・チーズ唐揚げ温玉トッピング(森のハイジカレー)

    カレー。それはいつなんとき、どんなシチュエーションでも、食べると力が湧く総人類のパワーフード。フジロックでも必ずカレーを食べるという人も多いのではないでしょうか。フジロックエキスプレスでも、その昔カレーマップを作ったほどにバリエーション豊富なフジのカレー事情ですが、その中でも、ところ天国の入り口で随時行列が絶えないほど根強い人気なのがハイジカレーです。とは言うものの、筆者のハイジカレーの印象が「おいしいけど、家庭で食べられそうなカレー」であることもあり、ついついフジではジャスミンタイのグリーンカレーとか、スパイシーなものをチョイスしてしまうので、ここしばらく食べていません。そんなカレーだからこそ、家で再現してみたい!と思い立ち、過去のエキスプレス記事を見ながらレシピを探り出そうとしていたところ…!あのBuzzFeedさんがとっくに実践していた…。しかも、お店のレシピをきちんと聞き出しているではないか。というわけで、そこで公開されているレシピにただ便乗することにしました。話がはやい!

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    記事中でレシピを伝授してくれている出店者さんが「教えるほどでもないシンプルなカレーなんです。」と言っていますが、確かにシンプルなポークカレーのようです。肩肉とバラ肉の両方は準備できなかったので程よく脂分のありそうな肩肉を使用。

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    カレーの玉ねぎはじっくり炒めたい派の筆者でありますが、レシピにあるとおりに玉ねぎは焼き色が付いた程度にとどめて豚肉を注入。

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    カレールーではなく、カレーフレークに断定しているのは何かのこだわりでしょうか。

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    そして、ポイントのひとつと言われている「牛乳をたっぷり」入れたところ、おぉ~!なかなか最近食べないタイプのまろやかカレーに仕上がりました。

    一晩寝かして、盛り付けます。フジ期間中の野菜補給スポットとしても大人気なハイジカレーさんよろしく、まるごと野菜を添えてどんっ。

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    なんかこんな感じだったよね!?と見た目に納得しつつ一口食べて驚愕、「あ、これじゃん…。」そりゃそうです。公式レシピを見て作っているのだから。
    しかし、筆者はこの記事を書きながら、また何度でもお腹が空いてしまうほどにこのカレーはおいしかった。もうさんざん、揚げ物だのごはんだの食べているのに、スプーンを口に運ぶが手が面白いほどに止まらなくなりました。牛乳を入れたまろやかなカレーってこんなにおいしいのか。なんというか、懐かしさも感じられる味わいなんですよね。あの開放された森の中の空間で、これまでの人生の中の嬉しい記憶を思い出させるようなこのカレーを食べることが至福なのだ、だからみんな年一のあの時間に並んでまでこれを食すのだ、と深く納得できました。来年は必ず食べますハイジカレー、永遠なれ!

    そろそろクライマックスなので、ラスボス感のあるドリンクが登場します。
    これらの材料で、どんなモノが出来るか想像できますか…?

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    □FINALBY( )

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    え、わかりますよね?筆者が表現したかったのがこの絵面です。

    正直、FINALBY( )さんが一体何を表現されているのは凡人の筆者にはわかり得ないのですが、このレポートを見て創作意欲が刺激されたので、謎の紫色ドリンクで照明を、とんがりコーンにホワイトチョコのペーストを塗ってブン回されていた三角コーンを、ドラゴンフルーツで真ん中にある球体を(本当は白いドラゴンフルーツを買ったつもりだったのに…)、あとなんか手、で構成されています。詳しくはこちらをご参照ください。これ見たところでなんにもわかんないんですけどね。味とかも、どうでもいいんです。概念なんです。

    さて、ラスボスも登場したし、もうお腹はいっぱいです。
    最後、筆者がフジロックではなかなか手を出ぜないもの、スイーツで締めくくりましょう!

    □焼き芋アイス(OIMOcafe)

    今年もオアシスで常に列を作っていた、さつまいもスイーツやスープが人気のお店。買い終わって店から離れてくるホクホクした顔の女性たちの手にあるのは、ほぼ確実と言っていいほどこれです。焼き芋にアイスが添えれられているという、間違いないやつですね。甘いものも食べたいと思いながらもついついメシや酒に流れてしまう筆者にとっては憧れのスイーツなのです。

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    材料はシンプルにさつまいもとアイスを用意。ただ、見るからにしっとり感のあるあの焼き芋をどうやって作ろうかといろいろと探った結果、じっくり蒸すことに決定しました。「焼き芋」ではないけれども、アルミホイルで包んで、水を少し張った鍋に入れ、40分程度じっくり火入れしたおいもの出来やいかに!

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    はい、しっかり理想のしっとり感とホクホク感を両立したおいもが完成しました。ただでさえおいしいおいもにバニラアイスを合わせて食べれば、そりゃもう女子も男子も歓喜する味です。正直すでにお腹はパンパンだったので、このメニューは割愛することも考えたのですが、ペロリですペロリ。現地でもきっとそうなるのでしょう。来年は並んで買います!

    最後にお茶でもすることにしましょう。

    □CHAI

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    CHAIだよ~~~♡
    お茶と言いつつ、ダークラムを入れて大人のチャイが完成。食用色素で色付けすればNEOカワイイビジュアルに仕上がります。フジロックでのCHAIの感極まったライブ良かったな~なんて、思い出に浸りながらほっと一息。全5品+5ドリンク完食、ごちそうさまでした。

    欲にまみれたおうちフジメシ祭り、みなさんもあれこれ思い出してお腹が空いてきたでしょう?いつだって、楽しみの根源はフジロックです。まだまだ不安定な世の中ですが、こんな風にいつでもフジメシを楽しんだりしながら、来年またフジロックがあってくれることを祈りましょう。次こそはビールで乾杯出来ることを夢見て。そして最後に、いつもおいしいものを提供してくれる出店者のみなさまに心からの拍手を!

    Text&Photo by 東いずみ

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