メンズアパレルスタッフに聞いた!今年のフェスコーデ!
- 2018/05/09 ● from fujirockers.org
今年もやってくるフジロックフェスティバル!
といっても筆者である僕は去年の2017年が初参加なので、今年で2度目!
初参加の去年、まず最初に悩んだのが、「どういう格好でフジに行けば良いのだろうか?」でした。自分なりに考えて出した答えが「やはり山奥だし、ファッションは気にせず機能性重視で行こう!」という考えのもと、割とアウトドア感のある服装を選び荷造り。しかし、いざフジロック会場に足を運んでみると、もちろん機能性重視のコーディネートの人たちが中心のなか、街中で見るようなタウンユースなオシャレな人もちらほら。アウトドア感強めな自分はややテンションを落としたのを憶えています。
ということで!今回は、「あなたはフジロックに行くならどんなコーディネートで行く?」というテーマのもと、音楽大好きなアパレルスタッフ3名の皆さんを取材しました!
仕事中のコーディネートとフェス仕様の2パターンをご覧ください!
岩田友裕 / BLUE IN GREEN pr、EGO TRIPPING PRESS
まず初めは岩田さん。
普段は「BLUE IN GREEN pr」というショールームに立ちながらも、「EGO TRIPPING」のPRESSもこなす大忙しの氏。
仕事コーデ
EGO TRIPPINGのセットアップをさらりと決める岩田さん。こちらのセットアップ、ご覧の通りラペルのない仕様となっており、テーラードジャケットとカバーオールの中間を表現した一着。インナーの無地Tシャツを合わせることで程よいカジュアル感を演出。足元をサンダルにすることでより一層ラフ感が出ますね。
コーディネートのポイントは、「仕事着として緊張感を大切にしながらも、ラフさを意識する。」とは氏曰く。
自身の経営するショールームでの姿は、パリっとした空気感と気持ちの良いユルさが流れています。
フェスコーデ
一方、フジロックに行くなら!と準備してくれたスタイリングがこちら。
撥水性の高い春用のアノラックパーカー(EGO TRIPPING)を中心にカジュアルながらもしっかりと機能的!ドイツ軍の山岳部隊のマウンテンパーカーからサンプリングされたこちらは、生地にポリエステルウェザーを使用という事で、スポーティーなジャケットとしてもフジロックでは大活躍ではないでしょうか。
CORDURAナイロンのサコッシュ(EGO TRIPPING)も携帯するには相当便利そうです。
アクティブに動けてなんぼ!を体現していただきました。
フェス仕様でもしっかりとファッションブランドで統一するコーディネートがポイントの岩田さんでした。
中山ハジメ / GARNI PR
先日20周年を迎えたばかりのシルバーアクセサリーブランドGARNIのPR中山さん。
ジュエリーブランドとはいえ、国内の様々なバンドから支持されているブランドでも有名ですね!
仕事コーデ
普段の仕事中はアクセサリーが目立ちやすいようにシンプルなコーディネートを心がけているようです。アクセサリーブランドのスタッフの利点でもあるのが、「自分なり」のコーディネートを出来る事。この日中山さんがチョイスしたコートは「BLACKMEANS」。綿麻に近い薄手の生地で、アクセサリーを扱うショップに立つ場合でも男の気品を漂わせることの出来る万能な一着。
GARNI入社以来、ソールを貼り直し続けてずっと履いているというエンジニアブーツも雰囲気抜群!
こうも自然にシルバーアクセサリーを身に纏える中山さん、最高。
フェスコーデ
最近生まれた第一子の響くんを優しく抱きかかえている中山さんのフェス仕様はというと、しっかりと機能的で無駄がなく、フェスを100%楽しめる本格派コーディネート。晴れていたらスッキリとタンクトップにレギンス&海パン。雨が降ったらすぐに取り出せるパッカブルのポンチョの携帯。
ウッドランドカモでフジに行くなんて、もう僕中山さん見つけられない!
さらにGARNIオリジナルのタンブラーまでお出ましです。ハードリカー突っ込んで爆飲するのかな。
極め付けは同じロゴをあしらった腰掛けまで!!広いフジロックの会場を渡り歩く時は、このくらいのイスを持っていると持ってないとでは全然違いますよね!
中山さん流石。あっぱれです。
波多野祐真 / FDMTL STAFF
仕事コーデ
ジャパンメイドのデニムを中心に展開するFDMTLのスタッフ波多野さん。
デニムブランドだけあって、素敵なFDMTLデニムで固めてくれました!
FDMTLではユニフォームとして採用されている薄手のロングシャツジャケットも素敵です。
ノーカラーのウォッシュデニムジャケット、エイジング加工されたブラックデニム、ライトオンスのロングシャツジャケットという、野暮ったく見えがちなオールデニムコーデにも関わらず、異素材を合わせることで見事にバランスを作っています。波多野さんのスタイリング、いつも惚れ惚れします!
フェスコーデ
一方のフェス仕様。即買いしてあったタンクトップはこの撮影日が初おろし。
色使いもカラフルで、ポジティブヴァイブレイションを感じざるを得ないカジュアルコーディネート。みんなで聞こうぜボブ・マーレー。
テントに戻ったらカセットウォークマンでチル。最近はPHISHかレゲエのミックステープを愛用中。
「iPhoneではなく、ウォークマンで聞くからいいんだよね…。」
何気にオシャレにキメながらも、FDMTLの撥水コートで機能性も確保するというスキのなさ。
以上3名の皆さんにご登場していただきました!
ファッションと音楽はいつだってリンクしていて、日常の楽しみ。苗場の大自然を相手にフェスを楽しむには機能性を無視した服装だと痛い目に合います。けど、オシャレが好きな方だったらそういう場でもコーディネートには気を配りたいはず。機能性も大事だけど、ファッション性を失ったコーディネートでフェスを楽しめなくなっちゃうなんてイヤですよね。
そんな想いより、今回は音楽好きなアパレルスタッフの皆さんに仕事編とフェス編の2パターンを伺いました!ぜひご参考までに!
[SPECIAL THANKS]
GARROT TOKYO http://www.egotripping.jp
GARNI http://www.garni.co.jp
FDMTL http://www.fdmtl.com
取材・写真・文章:馬場雄介(Beyond the Lenz)