新潟からフジロックへ!山菜ロック フォト・レポート!
- 2017/06/05 ● from fujirockers.org, Report
今年、フジロックの新たな試みとしてスタートした「山菜ロック」が6月3日、苗場食堂特設ステージにて行われました。山菜ロックとは新潟県在住アーティストによるROOKIE A GO-GO出演権をかけた公開オーディション。応募総数50組以上の中から、ROOKIE選考スタッフによって、3組のアーティスト、Hole In Emotion、fornow、RAPTOR(出演順)が選出され、全国から集ったフジロッカーズがその様子を見届けました。見事に出演権を獲得したのは!?
Hole In Emotion
山菜ロックにトップバッターでステージに立ったのはHole In Emotion。「他のバンドのように繊細な演奏ではないかも知れないが、俺たちの音楽を聴かせてやる!」と勢いのあるMCで観客を煽り会場を盛り上げました。ライブ途中、ファンによるサークルモッシュが起こるという一幕も。
fornow
続いて登場したのは2012年に結成されたバンドfornow。エレクトロな演奏とポップなメロディで観客を気持ちよく踊らせました。途中、機材トラブルに見舞われてしまいましたが、それをも武器にしMCで観客を楽しませる余裕っぷり!
RAPTOR
最後に登場したのはRAPTOR。ポップ・パンクの疾走感と爽やかな唄声が苗場に響きました。この頃、苗場は気温が10℃以下に下がり、メンバーの息も白くなっていましたが、最後まで力強く演奏を続けてくれました。
ROUTE 17ミュージックベル・ユニット
そして、すべてのバンド演奏の終了後、選考中の間に「ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA」より池畑潤二、細海魚、ヤマジカズヒデ、そしてミュージックベル・デュオ「Belly Love」による「ROUTE 17ミュージックベル・ユニット」のスペシャル・ライブが行われました。
ミュージックベル・デュオ「Belly Love」はロック・バンドと一緒にライブを行うのは初めてとのことでしたが、「元々こういうバンドなのでは?」と感じてしまうほど。ザ・ルースターズでも演奏していたザ・チャンプスのカヴァー曲『テキーラ』や、ハチャトゥリアンの『剣の舞』など、この場でしか楽しめない最高のライブが行われました。観客から「ヤバい!今完全にフジロックじゃん!」「フジロックでも観たいよね!」なんて声も。
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