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苗場で踊るアセロラ体操?ハンバートハンバートにインタビュー!

ボーカル、ハーモニカの佐野遊穂と、ギターやフィドル、ボーカルなどを担当する佐藤良成から成るハンバートハンバート。古いアメリカやアイルランド音楽などの匂いを感じさせながらも、独自のポップセンスを融合させた心地良い歌を聴かせてくれるデュオだ。近年ではテレビCM用に制作された「アセロラ体操のうた」が大ヒットし、その歌声はお茶の間にまで届くようになった。2011年に入っても勢いは衰えず、1月にはスコットランドで開催されたフェスティバル、ケルティック・コネクションで初の海外公演を果たすと、翌月に開催されたC.C.レモンホールでのワンマンライブには2,000人近いオーディエンスを動員する。そんな彼らにとってフジロックは、2007年の苗場食堂以来2回目の出演となる。最終日の朝一番、オレンジコートに出演する彼らに話を聞いた。 4年ぶりの出演になりますが、前回のことは覚えていますか?

佐藤「夜の出演だったから、それに間に合うように出発したんです。着いたら駐車場から会場までがめちゃくちゃ遠くて。ペダルスティールのサポートメンバーがいたので、楽器をガラガラ引っ張りながら苗場食堂まで行きました」

2007年の苗場食堂は音響的に決して良い環境ではなかったですよね。

佐藤「レッドマーキーのクラブ音がすごくて、モニターがまったく聞こえなかったんです。お客さんの方もどう考えても聞こえてなかったと思うから、パントマイム状態ですよね。やけになって演奏しました(笑)。それでもみんな一生懸命聞いてくれていましたね」

佐野「あれは良いステージだったはず!」

他のステージなどは見に行きましたか?

佐藤「いや、全然行かなかったですね。楽器や荷物もあったし、雨で道もぬかるんでいて…。どこに何があるのかも分からなかったので、早々に帰ってきてしまいました。唯一見たのは僕らの次に演奏していたイルリメだけ。だから、フジロックの印象はイルリメなんです(笑)」

自分たちの演奏以外で、見に行きたいライブはありますか?

佐藤「コンゴトロニクス…。これはコノノですよね?これは見たいなぁ。あとはYMO、インキュバス、モグワイ…。トッド・ラングレンも出るんだ。ケミカル・ブラザーズも聴いたことないけど見てみたいな」

佐野「私はバディ・ガイを見たいな。あとオカモトズも。あ、まりちゃん(中村まり)も出るんだ。いっぱい見てみたいなぁ」

野外フェスへの出演は多くなかったと思いますが、どういった印象を持っていますか?

佐藤「昔は野外というと吹きっさらしの環境でやらされるイメージが強くて、あまり良い印象は無かったんです。楽器のコンディションも悪くなるし、リハーサルができないことも多いし、こっちとしても見せたい実力をすべて発揮できないことが多い。でも、野外フェスだからこそ初めて見に来てくれるお客さんもいるし、普段とは聞こえ方も違ってくるんだろうなと今は思うようになりました」

佐野「お祭り感が良いよね」

佐藤「そう。あとは自分たちが主役じゃない環境でライブができるのが一番面白いかな。そこがワンマンライブとはちがった魅力です」

6月に出演した静岡の野外フェス、頂を見た感じ、野外フェスとの相性は良さそうですよね。

佐藤「頂はお客さんからのリアクションがすごく良かったですね。ライブの後はオーバーグラウンド・アコースティック・アンダーグラウンドのフィドルの人が話しかけてきて、今までハンバートのことを知らなかったけどすごい良かったと言ってくれて。出来は上々でしたね」

それでは最後にフジロックに向けての意気込みを教えてください。

佐藤「前回のライブの後、『すごい楽しかった。出られて良かった!』って思ったんです。久しぶりのフジロックだし、モチベーションも上がってると思いますよ」

佐野「何しろ前回の印象が良かったからね」

佐藤「セットリストもフジロックを想定したものを考えています。僕らの中でのアッパー系の曲を取り揃えるというか。今回はバンドでいきますよ」

佐野「楽しみです!」

日曜日の朝一番、オレンジコートまで足を伸ばし、その豊かな音楽に触れてみてはいかがでしょう。また、もっとハンバートハンバートのことを知りたいと思った方。姉妹サイトのスマッシング・マグでは、彼らの活動の全貌に触れたロングインタビュー(こちらをクリック!)を用意しています。こちらを読めばフジロックのライブもより楽しめるかもしれません。ぜひご覧ください!

▼ハンバートハンバート オフィシャルサイト
http://www.humberthumbert.net

インタビュー・文:船橋岳大
写真:北村勇祐(インタビュー)/池上剛(ライブ)

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  1. ハンバート ハンバート オフィシャルウェブサイト »  インタビュー掲載情報 - 2011年7月29日

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