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あの会場は今〜フジロック98の舞台、豊洲ベイサイドスクエア編〜

関東地方でも梅雨明けとなり、「フジロックに行きたい!もう待ち切れない!」的な感情がフツフツと沸き起こる皆さまどうもこんにちは。なんの脈絡もなくて恐縮ですが、今回はフジロックフェスティバルの過去の開催地をご紹介してみたいと思います。

■いざゆかん東京都フジロック!ベイサイドスクエアへ

1997年から脈々と続くフジロックフェスティバル。今や「フジロック=苗場」の図式が成り立っているわけですが、初回は山梨県の富士天神山スキー場(現ふじてんリゾート)で、そして2回目は「in Tokyo」というタイトルが付け足され東京で開催されていました。

開催の経緯はともかく、2日目中止となった第1回のリベンジなどもあって、フジロック98は大盛り上がりの大成功でした。オーケストラを率いて堂々のトリを飾ったビョークや、オーディエンスのお立ち台状態になったイギー・ポップは今でも思い出深く、国内勢も、とくにこの時のライブによってその名を大きく知らしめたミッシェル・ガン・エレファントの狂騒は、日本ロック史の1ページを飾ったと言っても過言ではないでしょう(そのミッシェルのライヴは『THEE LIVE』というDVDボックスにてフル収録されています。演奏中断など緊迫した光景や、それに対するチバの名言などは必見!!!)。

■都心から1時間のフジロック

思い出話が長くなりました。それでは会場に向かいます。(地図ではこのあたりになります

会場への道も、当時の面影ゼロ

渋谷から約30分、築地、晴海を超えて豊洲に到着した印象は「これ…同じ場所だよな?」と思うくらい変わってしまっていました(参考:当時の様子)。10年以上も経った今、当時の面影はゼロです。当時は会場から数キロ離れた豊洲駅が最寄り駅でしたが、今では会場のすぐそばまでゆりかもめが走っています。

到着!でも入れない!こんなの俺のロックじゃない!

綺麗に整備された一本道を歩くこと数分、iPhoneの地図に頼りながら会場付近に到着!したものの……うわあ、会場には入れない?!そうなんです、会場となったベイサイドスクエアは開発予定地として封鎖されており、伝説の舞台は金網越しからしか見られないような状態になっていました。

おしゃれ自転車ライダーさんが何台も通り過ぎていく中、金網の先をトランペットを見つめる少年のごとく眺めたり不審にうろついたりしながら、あの日と同じような暴力的な日差しがいたずらに筆者を照りつけます。こんなのってないよ…!

 

■ゆりかもめから見下ろすフジロック

陸地からは難しいフジロック会場見学ですが、電車に乗ればフェンスに悩むこと無く会場を一望することが出来ました!

グリーンステージ!(跡地)

さあ、皆さんも快適なフジロックを楽しみましょう。ゆりかもめの「有明テニスの森駅→市場前駅」間、左側の座席に座ればドラゴンドラ状態です。

ホワイトステージ!(あたり)

という具合にグリーン、ホワイト両ステージを車両から見ることができました。ちなみに「グリーンステージ」「ホワイトステージ」というステージ名称は98年に名付けられたものって知ってました?グリーン=富士山の緑&ホワイト=雪にちなんで、ということらしいです!

会場を見られるのは3分弱ですが、当時の記憶などを呼び起こすには十分すぎる時間でした。位置的にレインボーブリッジからでも見られますし、周辺マンションやビルからも同様に見られそうですが、距離的にもゆりかもめがベストだと思います。

あの夏の記憶が蘇ったひととき

■かつてのフジロック会場が、これから市場に…?

会場の至るところに「豊洲新市場建設予定地」

会場の最寄り駅が「市場前駅」だったりするように、フジロック98の会場だったベイサイドスクエアは築地市場の移転予定地として”待機中”の状態です。ただし、ベイサイドスクエアの土壌からは基準値を越える有害物質が検出されたことなどが問題視されており、移転反対の声が今もあるそうです。フジロッカーが”地ならし”したベイサイドスクエア、安心して有効活用できるような場になればと思ってやみません。

【参考】
豊洲新市場建設について(東京都)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/
豊洲市場移転問題(Yahoo!ニュース)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/tsukiji_market_move/

 

懐かしの豊洲、いかがでしたでしょうか。次回は第1回、富士天神山の会場レポートをお届けしたいと思います!97年組のみなさま、今しばらくお待ち下さいませ。

text & photo by Ryoji

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  1. LIVE-Master 2011年7月11日 at 1:54 AM #

    今でも用も無いのにここらへん通りたくなります。
    こういう記事!
    良いですよ!
    凄く良い!

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